【知っておいて!】子どものアレルギー

環境・衛生

最終更新日:2016/02/11

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アレルギーって何?

アレルギーとは、過剰な免疫反応のことを指します。免疫とは体の防御システムで、過剰な免疫反応とは、本来ならば体に無害の物を勘違いをして、やっつけようとする働きのことです。

鼻水や咳で体の外に不要物を追い出そうとしたり、体の中に、入ってきたものをやっつけようとしたりするために、熱を出し、不要物にとって住みにくい環境にしようとしたりする働きです。
 
過剰な反応をしやすい体質のことをアレルギー体質といってこれは遺伝によって決まってしまいます。
 

アレルギーが原因で起きる病気

・気管支喘息
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性鼻炎
・アレルギー性結膜炎
・花粉症
・じんましん
・食物アレルギー
・アナフィラキシーショック
などがあります。
 
アトピー性皮膚炎や、じんましんは、アレルギー以外の原因で起こることも多く、慢性的に決まった条件下で起きる場合は、アレルギーが原因とみられることがあります。しかしそのほとんどが、原因が不明なことも多いので、気になったら早めに病院へ受診しましょう。
 

アレルギーへの対策

医者
子どものアレルギーは年々増えていると言われています。それは、キレイすぎる環境や、不衛生すぎる環境が原因だったり、遺伝的要因だったりとさまざまです。
 
保育者や保護者が、過保護にすればするほど、子どもたちは、自然と触れ合う機会が減り、子どもたちにとって関わりの薄い物が、アレルギーになってしまうことも多いのです。では、子どもたちのアレルギーを発見した時はどのように対処すればよいのでしょうか。
 

食物アレルギー

食物アレルギーの場合症状はさまざまですが、命にかかわるものもあるので対策には注意しましょう。また、アレルギー疾患というのは、目に見えにくい病気です。「アレルギーなんて甘え、わがままだ」と甘く見ずに丁寧に対応していくことが大切です。
 
保育園の給食では、除去食をその子一人分の食事として、トレーに用意しておくことが行なわれています。
 
アレルギーの場合は本人が直接食べていない場合でも、同じ食器を使うなどをしてアレルゲンを体に入れてしまうこともあります。食器の取り扱いにも注意が必要ですね。
 
特に、そばやピーナッツのアレルギーはアナフィラキシーショックを起こしやすい物質として知られています。事例では、うどん屋さんで、うどんを食べたそばアレルギーの人が、アナフィラキシーショックで倒れた事もあります。
調査をすると、うどん屋さんでは、同じかまで、そばをゆでていたことが分かったそうです。
 
食べている物に「目に見えてアレルゲンが入っていない場合」でも、アレルギーの食材を取り扱っている場合があるので、確認して置くことが大切ですね。
 
もし、アレルギー症状が出てしまった場合は…
気道の確保をし、早めに病院へ受診しましょう。アレルギー用の薬を持っている場合であれば、症状を抑えるために薬を飲ませ、病院へ連絡し指示を仰ぎましょう。
 

かゆみを伴うアレルギー

花粉症や、アトピー、アレルギー性鼻炎など、かゆみを伴うアレルギーも多く存在します。鼻水で呼吸ができない為に、午睡がうまくできず睡眠不足になってしまう子も多いですが、かゆみを伴うアレルギーでは、アレルギーと別に、傷口から菌やウイルスが入り込み感染症にかかってしまうこともあるのでそちらも注意しましょう。
 
特に子どもはかゆいと思うと、血が出るまでかきむしってしまったり、内出血が起きるまでつねってしまったり、気になってしまうがためいじって悪化させてしまいがちです。
 
かゆみの面積が小さいのであれば、ばんそうこうやシール等で、保護をして、いじることができないないようにしてあげるといいでしょう。定期的に子どもに確認し、かゆみの状況を把握しておきましょう。時には、かゆみ止めやオロナインをぬり、子どもを安心させてあげることも大切です。
 
かゆみの出た部分を記録しておき、その原因を調べておくと、次回の対策も考えやすくなります。
かゆみを甘く見がちですが、かゆいというのは痛いの前段階なので保護者に情報を共有し、必要があれば病院に行ってもらいましょう。
 

気管支喘息

子どもの疾患でも増えている気管支喘息ですが、アレルギー性疾患のため完全に治ることはほとんどありません。(アレルギー反応が弱まりでにくくなるだけなのだそう。)そのため、喘息とうまくかかわっていく必要があります。
 
子ども自身にどうしたら、楽になるのかを教えてあげることで子どもも上手く付き合っていく方法を学びます。
午睡であれば、咳が落ち着くまで壁に寄りかからせ座らせたり、白湯を飲ませたり、布団は枕を高くするなど呼吸をしやすい体勢にすることで楽になります。
 
喘息は何度も繰り返してしまうものなので、常に薬を持ち歩くように保護者には伝えておきましょう。
また、季節の変わり目や気圧の変化でも喘息は起きやすくなってしまいます。
 
急に寒くなるときのことを考え、保育室にはいつも一枚多めに洋服を用意しておくことや外で遊ばせすぎない事にも配慮します。
 

おわりに

医者3
アレルギーと一言で言ってもさまざまな症状や病気があり、一人一人個別の対応が必要になっていきます。皮膚系の病気症状で、ステロイドの入っている軟膏を使う事も多いのではないでしょうか。
 

ステロイドは便利だけど注意が必要!

ステロイドという薬は万能薬として使われることも多いですが、紫外線に反応して色素沈着をさせる副作用があるのでステロイド系の軟膏を使うときは、日焼け対策も同時にしておくと良いです。
 
また、アトピー体質の子どもは他の子に比べ、皮膚が弱いので、同じ軟膏を使う場合も量を少なめにすることや、ボディークリームと混ぜて使うことをお勧めします。

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