今さら聞けない?消毒液の種類と効果について

環境・衛生

最終更新日:2017/01/23

簡単に説明すると…

  • 消毒液はどれでもいいわけじゃない!?その消毒液は何用?
  • アルコール系消毒液は○○使いが◎
  • 塩素系消毒液はウイルスに強い!

知っていますか?消毒液の種類

保育園で働いていると子どもたちのおもちゃを消毒したり、汚物の清掃をする時に消毒液を使ったりしているのではないでしょうか。保育園でも2種類の消毒液を使っていることが多いのだとか。

消毒液の特徴に合わせて用途にあった使用をすることが大切です。

【関連記事】
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アルコール系消毒液はおもちゃ消毒に向いている!

子どもたちの様子をみていると、乳児クラスの子どもたちは、手に取ったものを一度口に入れることが多くみられますが、これは、口に入れて安全かどうかを確かめていると考えられています。

そのため、おもちゃがよだれでべたべたに…なんてこともよくあるのではないでしょうか。複数の子どもたちが遊ぶおもちゃには目に見えない菌がたっぷり。

アルコール消毒は乾いてしまえば口に入れてもほとんど害のない消毒液です。

そのため、おもちゃや、食器や家具などの消毒に向いています。反対に、口に入れても無害ということで、細菌やウイルスには効果を発揮しないことも…。アルコール消毒は汚物の処理にはあまり向いていないことが特徴です。

アルコール剤を有効な濃度で使用すると細菌などのタンパク質を変性(タンパク質の高次構造が不可逆的な変化を起こして、活性を失ったり不溶性になったりする現象)させたり溶菌(細菌の細胞が細胞壁の崩壊を伴って破壊され、死滅する現象)などの殺菌作用をあらわします。

さらにある程度水が存在する状況ではアルコールが細胞膜を変性すると共に透過したアルコールが菌の内圧を高めて溶菌などの作用をあらわし、高濃度で使用するとタンパク質の構造水などの脱水作用が生じる事で変性作用が強く現れます。

したがって、アルコールと水分のバランスが良い70~80%の濃度が最も殺菌効果が高いと報告されています。最適濃度については諸説あり、濃度が70%の時にアルコールと水の分子組成が1:1となる事で疎水基が平面上に並んで広い疎水面を作り、細胞膜を破壊してタンパク質を溶出させるので殺菌効果を示すという新しい解釈もあります。
引用元:アルコール除菌・消毒剤の使い方と注意

塩素系消毒液はウイルスに強い!

ピューラックス
体に害の少ないアルコール消毒に比べ、素手で触れてしまうと手が荒れてしまいやすい消毒液です。保育園などで良く耳にする消毒液ではピューラックスの名前ではないでしょうか。ピューラックスは感染症の流行を抑えるために使われ、汚物の処理などに役に立ちます。

濃度にもよりますが、漂泊効果も強いため、なるべく子どもの手の届かない所に保管しましょう。原液のままではなく、希釈して使うのが一般的です。ピューラックスはノロウィルス、ロタウィルス、インフルエンザなどに効果があります。

厚生労働省はノロウイルスなどの消毒に次亜塩素酸ナトリウムを推奨しています。

アルコール消毒剤や塩化ベンザルコニウムの効果が期待できないノロウイルスやロタウイルスなどのエンベロープを持たないウイルスには有効ですが、細菌芽胞に対する殺菌効果は弱く、結核菌に対する殺菌効果は不確実です
【引用元:ピューラックス消毒剤】

最新オススメ消毒液「アビィ除菌消臭水」

あびぃ
塩素系消毒液のニューヒーロー「アビィ除菌消臭水」この塩素系消毒液は万能!安全!で保育現場以外にも家庭でも使われています。

アビィ除菌消臭水は次亜塩素酸(HOCL)を主成分とした除菌剤であり、医薬品、医薬部外品ではありません。次亜塩素酸ナトリウムと名前はよく似ていますが、次亜塩素酸ナトリウムの主成分は次亜塩素酸イオン(OCL-)というものです。

アビィ除菌消臭水の主成分である次亜塩素酸(HOCL)は次亜塩素酸イオン(CLO-)に比べて洗浄力は落ちますが、除菌力は数十倍といわれており、驚く程の消臭力も持っています。

安全性がとても高いのも特徴のひとつですが、これは分解速度の速さが理由です。次亜塩素ナトリウムは分解速度がおそい為、長時間成分が残留してしまいますが、次亜塩素酸(HOCL)は速やかに対象を除菌、消臭して分解し残留しないからです。

アルコール消毒剤や塩化ベンザルコニウムの効果が期待できないノロウイルスやロタウイルスなどのエンベロープを持たないウイルスやセレウス菌、ボツリヌス菌のような芽胞を作る細菌にも有効です。
【引用元:家庭の感染予防マニュアル】

用途をはっきりさせ、その用途に合った消毒液を使い、子どもたちを菌から守りたいですね。

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