ほいくらいふ >  熱中症とは?予防と対策を知り夏を元気に過ごそう

熱中症とは?予防と対策を知り夏を元気に過ごそう

環境・衛生

ほいくらいふ運営部ほいくらいふ運営部

1,094

先週まで寒いと感じていたのは、どこにいったのでしょうか?
あっという間に夏の暑さになりました。

この時期心配なのは、やはり「熱中症」
熱中症は真夏の暑い時期だけでなく、梅雨の晴れ間や、梅雨明けの急に暑くなったときにも起こりやすくなるのです。

今回は熱中症の種類ごとの予防や対策、対処法を紹介します。

熱中症の種類と対処法・緊急処置

熱中症の種類は主に4つあります。

熱中症 対策 特徴

熱失神

高温多湿の室内や直射日光の下での長時間行動で起き、発汗による脱水と末端血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血液の循環量が減少した時に発生します。

特徴
□ めまい
□ 一時的な失神
□ 顔面蒼白

≪緊急処置方法≫
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給します。

異常発生→涼しい場所へ移動→衣服をゆるめ、身体を冷やす→水分補給→足を高くして寝かせる→回復

熱疲労

多量の発汗に水分・塩分補給が追いつかず、脱水症状になったときに発生します。

特徴
□ 全身倦怠感
□ 悪心・嘔吐
□ 頭痛
□ 集中力や判断力の低下

≪緊急処置方法≫
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給します。

異常発生→涼しい場所へ移動→衣服をゆるめ、身体を冷やす→水分補給→足を高くして寝かせる→回復

熱けいれん

大量の発汗後に水分だけを補給して、塩分やミネラルが不足した場合に発生し、腕、足、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。

特徴
□ 筋肉痛
□ 手足がつる
□ 筋肉がけいれんする

≪緊急処置方法≫
生理食塩水(0.9%の食塩水)を補給します。

異常発生→涼しい場所へ移動→衣服をゆるめ、身体を冷やす→生理食塩水を補給→回復or回復しないときは救急車を要請→回復

熱射病

体温が上昇し中枢機能に異常をきたした状態で、体温調節機能が失われ、意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。

特徴
□ 体温が高い
□ 意識障害
□ 呼びかけや刺激への反応が鈍い
□ 言動が不自然
□ ふらつく

≪緊急処置方法≫
死の危険のある緊急事態です。病院へ一刻も早く運びましょう。
救急車が来るまでは、全身に水をかけたり、首すじ、脇の下に濡れタオルを当てたりし身体を冷やします。
足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。

異常発生→涼しい場所へ移動→救急車を要請(その間、身体を冷やす)→回復
———————————————————————————————————————————————-
めまいやふらつきなどの症状がでたら、すぐに日陰で休むようにしたいですが、なかなか気づかない人も多いのだとか…

少しでも異変を感じたら休息を心がけましょう。

熱中症はどうして起こるのか?

熱中症を引き起こす要因は「環境」「からだ」「行動」によるものが考えられます。

環境

熱中症 対策 環境

・気温や湿度が高い
・日差しが強い日/急に暑くなった日
・風が弱い
・締め切った屋内/エアコンがない

からだ

熱中症 対策 からだ

・栄養不足
・下痢や体調不良での脱水症状
・二日酔い/寝不足など生活習慣の乱れ
・体調不良

行動

熱中症 対象 行動

・激しい筋肉運動/慣れない運動
・長時間での屋外作業
・水分補給をしない
・適度な休憩を取らない

環境・からだ・行動からの予防方法
・涼しい服装で過ごす
・日傘、帽子を利用する
・日陰を利用する
・水分、塩分を取る

服装や過ごす場所を考え、無理せず徐々に暑さに慣れるようにしていきましょう。
また室内でも温度を測り、風邪通しや温度管理をし、クーラーのつけすぎにも注意すると、熱中症は比較的起こりにくくなります。

ポイントを知り乳幼児の熱中症を防ごう

乳幼児や高齢者は、熱中症を起こしやすいと言われています。

乳児や幼児は、大人より新陳代謝が活発で体温が高いのですが、うまく体温調節をすることができません。
体温よりも周囲の温度が高くなる場所では、短時間で体温が上昇し、生命に危険が及ぶこともあります。

乳幼児の熱中症を防ぐポイント
□ 顔が赤く、汗をたくさんかいているときには、すぐに涼しい場所へ移動
□ 暑さに応じて、脱ぎ着できる服を着る
□ 水分をこまめに飲むようにする
□ 日頃から暑さに慣れる(クーラーのつけすぎ注意)
□ 日頃から戸外遊びをし体力をつける

乳幼児期は体温調整も難しく、身体の異変にも気づきにくいので、ふだんから子どもの顔色や体温を把握しておくと、異変にもすぐ気づけるでしょう。

また、夢中になって遊んでいると水分補給も忘れてしますので、こまめな声掛けをしていくと良いですね。

熱中症対策に最適な飲み物 、食べ物

熱中症 対策 食べ物

●スポーツドリンク
水分だけでなくナトリウムや糖分も摂取できます。

●牛乳
日頃から飲むことで血液量が増加し、暑さに強い身体づくりができます。

●ミネラル入り麦茶
ミネラルが不足すると調整機能が働きにくくなります。
人間の身体ではミネラルは作れないので、補ってくれます。

●梅干し
汗をかくと失われる塩分を摂取できます。

●スイカ
水分が豊富で、同時にミネラルや糖分も摂取できます。
塩分を加えると、スポーツドリンクと似た効果が得られます。

暑さ指数(WBGT)を活用しよう

暑さ指数(WBGT)とは、日々の気温・湿度・気流などを総合的に考慮した指数で、この値が高くなると熱中症が起こりやすいと考えられています。

「環境省 熱中症予防情報サイト」から日々の暑さ指数(WBGT)が確認できます。
「環境省 熱中症予防情報サイト」

最後に

熱中症は誰でもなる可能性があります。
「大丈夫だろう」というちょっとした油断が危険です。

必ずしも真夏に起きるとは限りません。
普段から意識的に水分補給をし、服装や保育室の環境も整えておきましょう。

参考サイト
「熱中症からカラダを守ろう」大塚製薬

「環境省 熱中症予防情報サイト」

スポンサーリンク

関連する記事


新着一覧 ライター記事一覧

関連するキーワード

コメント

コメントは停止中です。

この記事を書いた人

ほいくらいふ運営部
明日の保育がもっと楽しくなるサイト「ほいくらいふ」です。 日々の保育に役立つような制作アイディアや保育の豆知識を公開中です。 保育に関わる人全てに保育がより楽しくなってもらえるよう様々な取り組みをしていきたいと思っています。 Facebook,twitterもやっていますのでそちらもよろしくお願いします!
あそび 行事・催し物 コミュニケーション 学びとキャリア その他
/
/