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熱中症とは?予防と対策を知り夏を元気に過ごそう

環境・衛生

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先週まで寒いと感じていたのは、どこにいったのでしょうか?
あっという間に夏の暑さになりました。

この時期心配なのは、やはり「熱中症」
熱中症は真夏の暑い時期だけでなく、梅雨の晴れ間や、梅雨明けの急に暑くなったときにも起こりやすくなるのです。

今回は熱中症の種類ごとの予防や対策、対処法を紹介します。

熱中症の種類と対処法・緊急処置

熱中症の種類は主に4つあります。

熱中症 対策 特徴

熱失神

高温多湿の室内や直射日光の下での長時間行動で起き、発汗による脱水と末端血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血液の循環量が減少した時に発生します。

特徴
□ めまい
□ 一時的な失神
□ 顔面蒼白

≪緊急処置方法≫
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給します。

異常発生→涼しい場所へ移動→衣服をゆるめ、身体を冷やす→水分補給→足を高くして寝かせる→回復

熱疲労

多量の発汗に水分・塩分補給が追いつかず、脱水症状になったときに発生します。

特徴
□ 全身倦怠感
□ 悪心・嘔吐
□ 頭痛
□ 集中力や判断力の低下

≪緊急処置方法≫
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給します。

異常発生→涼しい場所へ移動→衣服をゆるめ、身体を冷やす→水分補給→足を高くして寝かせる→回復

熱けいれん

大量の発汗後に水分だけを補給して、塩分やミネラルが不足した場合に発生し、腕、足、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。

特徴
□ 筋肉痛
□ 手足がつる
□ 筋肉がけいれんする

≪緊急処置方法≫
生理食塩水(0.9%の食塩水)を補給します。

異常発生→涼しい場所へ移動→衣服をゆるめ、身体を冷やす→生理食塩水を補給→回復or回復しないときは救急車を要請→回復

熱射病

体温が上昇し中枢機能に異常をきたした状態で、体温調節機能が失われ、意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。

特徴
□ 体温が高い
□ 意識障害
□ 呼びかけや刺激への反応が鈍い
□ 言動が不自然
□ ふらつく

≪緊急処置方法≫
死の危険のある緊急事態です。病院へ一刻も早く運びましょう。
救急車が来るまでは、全身に水をかけたり、首すじ、脇の下に濡れタオルを当てたりし身体を冷やします。
足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。

異常発生→涼しい場所へ移動→救急車を要請(その間、身体を冷やす)→回復
———————————————————————————————————————————————-
めまいやふらつきなどの症状がでたら、すぐに日陰で休むようにしたいですが、なかなか気づかない人も多いのだとか…

少しでも異変を感じたら休息を心がけましょう。

熱中症はどうして起こるのか?

熱中症を引き起こす要因は「環境」「からだ」「行動」によるものが考えられます。

環境

熱中症 対策 環境

・気温や湿度が高い
・日差しが強い日/急に暑くなった日
・風が弱い
・締め切った屋内/エアコンがない

からだ

熱中症 対策 からだ

・栄養不足
・下痢や体調不良での脱水症状
・二日酔い/寝不足など生活習慣の乱れ
・体調不良

行動

熱中症 対象 行動

・激しい筋肉運動/慣れない運動
・長時間での屋外作業
・水分補給をしない
・適度な休憩を取らない

環境・からだ・行動からの予防方法
・涼しい服装で過ごす
・日傘、帽子を利用する
・日陰を利用する
・水分、塩分を取る

服装や過ごす場所を考え、無理せず徐々に暑さに慣れるようにしていきましょう。
また室内でも温度を測り、風邪通しや温度管理をし、クーラーのつけすぎにも注意すると、熱中症は比較的起こりにくくなります。

ポイントを知り乳幼児の熱中症を防ごう

乳幼児や高齢者は、熱中症を起こしやすいと言われています。

乳児や幼児は、大人より新陳代謝が活発で体温が高いのですが、うまく体温調節をすることができません。
体温よりも周囲の温度が高くなる場所では、短時間で体温が上昇し、生命に危険が及ぶこともあります。

乳幼児の熱中症を防ぐポイント
□ 顔が赤く、汗をたくさんかいているときには、すぐに涼しい場所へ移動
□ 暑さに応じて、脱ぎ着できる服を着る
□ 水分をこまめに飲むようにする
□ 日頃から暑さに慣れる(クーラーのつけすぎ注意)
□ 日頃から戸外遊びをし体力をつける

乳幼児期は体温調整も難しく、身体の異変にも気づきにくいので、ふだんから子どもの顔色や体温を把握しておくと、異変にもすぐ気づけるでしょう。

また、夢中になって遊んでいると水分補給も忘れてしますので、こまめな声掛けをしていくと良いですね。

熱中症対策に最適な飲み物 、食べ物

熱中症 対策 食べ物

●スポーツドリンク
水分だけでなくナトリウムや糖分も摂取できます。

●牛乳
日頃から飲むことで血液量が増加し、暑さに強い身体づくりができます。

●ミネラル入り麦茶
ミネラルが不足すると調整機能が働きにくくなります。
人間の身体ではミネラルは作れないので、補ってくれます。

●梅干し
汗をかくと失われる塩分を摂取できます。

●スイカ
水分が豊富で、同時にミネラルや糖分も摂取できます。
塩分を加えると、スポーツドリンクと似た効果が得られます。

暑さ指数(WBGT)を活用しよう

暑さ指数(WBGT)とは、日々の気温・湿度・気流などを総合的に考慮した指数で、この値が高くなると熱中症が起こりやすいと考えられています。

「環境省 熱中症予防情報サイト」から日々の暑さ指数(WBGT)が確認できます。
「環境省 熱中症予防情報サイト」

最後に

熱中症は誰でもなる可能性があります。
「大丈夫だろう」というちょっとした油断が危険です。

必ずしも真夏に起きるとは限りません。
普段から意識的に水分補給をし、服装や保育室の環境も整えておきましょう。

参考サイト
「熱中症からカラダを守ろう」大塚製薬

「環境省 熱中症予防情報サイト」

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