子どもも夏バテになる?!予防に役立つおすすめ食べ物15選


雨の合間の蒸し暑い日が続きますね。
毎年夏になると食欲がなくなり夏バテになるという方はいませんか?
最近では、子どもの夏バテが増加しているようです。
夏になるとお弁当を残したり、食べるのが遅くなったりする子がいるかと思います。
そうなる前に予防をしっかりしていきたいですね。
今回は、夏バテ防止に役立つ食べ物を紹介します。
そもそも夏バテとは何??
よく「夏バテだ~」「夏バテで食欲が出ない」と耳にしますが、そもそも夏バテとはどのようなことを言うのでしょうか?
夏バテの原因は何か
暑さで食欲がなくなり、体内のタンパク質が消費されていくので、その供給が追い付かなくなるのが”夏バテ”です。
原因はさまざまですが、主な原因は3つあります。
- 自律神経の失調
- 自律神経とは、暑いと汗をかくなどの体温調整をする働きをしています。
しかし、冷房の効いた部屋と暑い外を何度も行き来すると、自律神経が疲れてしまい、体温調整が追いつかなくなってしまいます。
これがひどくなると、めまいや食欲不振、頭痛が起きてしまうのです。
- 水分不足
- 体温調整のため体から熱を出すには、その元となる「水分」が必要です。
汗をかく分の水分が補えないと、頭痛、むくみ、下痢、嘔吐が起きてしまうのです。
- 胃腸の働きの悪化
- 体温が高くなると胃腸への血流が減少します。
この状態で冷たいものを一気に摂取すると、下痢を起こしてしまいます。
夏バテの症状
自律神経は全身の機能に影響を与えるので、心身ともに不調になる傾向があります。
具体的には…
-
□ 全身の疲労感
□ 身体がだるい
□ 食欲不振
□ 寝つきが悪い
□ 立ちくらみ/めまい/ふらつき
□ 下痢/便秘
□ 無気力になる
□ イライラする
□ むくみやすくなる
子どもの夏バテの原因は?
以前は、大人がなるとされていた夏バテ。
しかし最近は、子どもにも夏バテの症状がみられることがあります。
上記の原因に加え、気をつけたい原因をお伝えします。
熱中症
戸外遊びに夢中になると、水分補給などを忘れてしまい体内の熱を放出しにくくなります。
熱中症と同時に夏バテしやすい体質になってしまいます。
栄養の偏り
食欲の低下から食事の量が減り、アイスやジュースばかり摂取していると栄養バランスが崩れ、夏バテを悪化させてしまいます。
発汗しにくい体質
汗をかく汗腺は3~4歳の幼児期に発達すると言われています。
汗腺が低下すると、汗をかきにくい体質になってしまいます。
昔に比べ、エアコンの普及や室内遊びが増えてきたので、汗をかく量が減り汗腺の発達が悪くなってきているようです。
そのため、夏バテの症状がみられる子が多くなってきているのだそう。
あなたも夏バテの危険あり!
夏バテの原因は上記のほかに、日頃の生活習慣も関わってきます。
生活習慣は夏バテだけでなく将来の健康にも影響を及ぼします。
今回はチェック項目を用意しました。
- 夏バテチェック表
- □ 食事を三食きちんと食べていない
□ 揚げ物ばかり食べている
□ インスタントフードやスナック菓子ばかり食べている
□ 野菜をほとんど食べない
□ ジュースや炭酸飲料、アルコールばかり飲んでいる
□ 冷房の効いた場所に多くいる
□ 入浴はシャワーのみで済ませている
□ 運動をあまりしていない
□ 睡眠時間が少ない
夏バテ予防の食べ物
夏バテ予防の食材は多くあります。
栄養素ごとに分けて紹介します♪
ビタミンB1、B2の食材
炭水化物だけではエネルギーに変わりにくいので、エネルギーの素になる炭水化物の消化を助けます。
参考:デジタル大辞泉
ビタミンCの食材
人間へのストレスの耐性を高めてくれます。
自律神経への働きにも効果があります。
ナイアシンの食材
夏バテの疲れを癒し、脳へのリラックス効果があります。
香辛料の食材
食欲を増加させてくれます。
ただし取りすぎると、胃に負担がかかり逆に食欲を落としてしまうので、ほどほどにしましょう。
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夏バテを予防するには、日頃の生活習慣を見直し食事のバランスにも気を付けていくことが大切です。
夏バテ気味と感じたら自分の症状から必要な食材を考え、栄養を取り入れていくといいですね。
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