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冬の感染症!インフルエンザの症状・園での対策方法

環境・衛生

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秋や冬は、園での行事が盛りだくさん。特に3学期には、修了式や卒園式と節目になる行事があります。みんなで揃って参加ができるよう、今まで以上に体調管理には気を付けていきたいですね。

特に冬は「インフルエンザ」が流行します。今からインフルエンザ対策をされている園も多いのではないでしょうか。今回は、インフルエンザの症状や対策を、冬の感染症とあわせてお伝えしていきます。

感染症ってなに?

感染症とは?_インフルエンザ

そもそも感染症とは、どのようなことを言うのでしょう?また、感染経路はどこにあるのでしょう?前回の記事からおさらいをしていきましょう。

「感染症とは何?~予防をしっかりしよう~」
「感染症を予防して、夏を元気に過ごそう~症状と対策~」

インフルエンザとは

インフルエンザとは?

まずインフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症です。毎年11月~4月に流行が見られます。

【感染経路】
・咳やくしゃみなどの”飛沫感染”が多い
・ウイルスが付いたものに触れて感染する”接触感染”
・空気中にあるウイルスを吸い込むことで感染する”空気感染”

【潜伏期間】1~2日で最大7日間まである

【学校停止期間】解熱した後2日を経過するまで(病状により、学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません。)

【種類】
季節性インフルエンザと言われる、A型(香港A型とソ連A型)とB型、C型のインフルエンザウイルスがあります。2009年からは、夏にも流行することがある、新型インフルエンザが流行し世界中に広がりました。

ウイルスの型 特徴 症状
A型 一定の形でなく、違ったウイルスとなって流行するので感染しやすく、毎年多くの人が感染する 高熱・喉の痛み、鼻づまりが酷くなる
B型 形が決まっているので、予防接種をすれば感染しにくくなる 腹痛や下痢が酷くなる
C型 幼児期に感染することが多いが、A型やB型に比べ流行は少ない 鼻水が多く分泌される

インフルエンザの症状・風邪との違い

インフルエンザ_風邪とインフルエンザの違い

インフルエンザは風邪と似ていると思われる方も多いかと思いますが、その症状は異なります。では、具体的にどのような症状があらわれるのでしょう。

項目 発症時期 進行 発熱 症状 合併症
インフルエンザ 主に冬 急激 高熱(38℃以上) 風邪の症状に加え、全身の倦怠感や悪寒が強い 肺炎や気管支炎になりやすい
風邪 年間を通して 緩やか 通常は微熱(37~38℃) 咳・鼻水・喉の痛みなど インフルエンザに比べ、少ない

※上記はあくまでも目安です。軽いインフルエンザの場合は、風邪に似た症状の時もあります。

園での体調の変化に気づくポイント

インフルエンザ_子どもの体調の変化に気づく

インフルエンザの感染の広がりを防ぐためには、早期発見が大切になってきます。園での体調の変化に気づくポイントを紹介します。

●ポイント●
・視診をこまめに行う
・スキンシップから、体温の変化を感じる
・顔色の変化を見逃さない
・食欲は普段と同じか確認する
・遊び方に注目する

普段から、多くの子どもたちの様子を見ているので、体調が悪い子がいたら「あれ?なんかいつもと違う」と感じることがあるでしょう。その気づきはとても大切で、早期発見に繋がります。

インフルエンザの症状が見られたら…園での対処法

インフルエンザ_園での対策・予防方法

「あれ?いつもと違う」と感じたら、特に流行時期はインフルエンザを疑い、素早く対処できるようにすると、広がる確率も少なくなりますね。

・まずは、個室に移動し他児と離す。
・安静にできるよう、布団などを敷いて寝られるようにする。
・室温を20~25℃くらいにし、加湿器などで保湿する。
・保護者に連絡し、お迎えに来てもらう。

私の園ではこうしてます!インフルエンザ対策

インフルエンザにかからないために、みなさんの園ではどのような対策・予防をされているのか見てみたいと思います。

園での流行は、各保育室だけでなくバス内での流行も多いようです。園によっては、バスの除菌をしたり、マスク着用が決まっているところもありますね。

園でできるインフルエンザ対策まとめ

インフルエンザ_対策_手洗いうがい

インフルエンザの流行を防ぐために園でできることは、普段から子どもたちと手洗いうがいなどの習慣をつけておくことだけでなく、保護者の方にも、おたよりなどで情報提供を行うことも大切です。

●対策方法●
・手洗いうがいの徹底
・手洗い後のアルコール消毒
・咳やくしゃみを友達にかけないよう伝える
・保育室やバスなどの消毒
・換気を定期的に行う(1時間に2回)
・清潔な加湿器を使用する
・保護者との連携

子どもたちも楽しくできる「手洗い」「うがい」の歌

♪あわあわ手洗いのうた

♪てあらい・うがいできるかな?

毎日の環境設定や、保護者とのやり取りで体調の変化に気付くなど、対策方法は、普段からの積み重ねが大切と言えるでしょう。一度広がってしますと、学級閉鎖になることもある感染症。

保育者自身も体調管理をしっかり行い、早めの対策で広がらないようにしたいですね。

【参考資料】
≪参考≫保育所における感染症対策ガイドライン

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明日の保育がもっと楽しくなるサイト「ほいくらいふ」です。 日々の保育に役立つような制作アイディアや保育の豆知識を公開中♪ 保育士/幼稚園教諭二種の資格をとり、私立幼稚園勤務、公立保育園へのボランティア、子どもスポーツクラブのボランティアを行いってきました。 現在は保育に関わるセミナーに参加したり、TwitterやFacebookなどで現役の保育士さんとのつながりを増やすことに力を入れています。 最近のマイブームは甥っ子と公園で遊ぶ事です。
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