運動会について
運動会は年に1、2回行われることが多く、一番のメインは体育の日がある秋(9・10月)、次に春(5・6月上旬)の開催が多いと言われています。
春に小運動会、秋に大運動会を行い、それぞれ違ったねらいをたてる園もあるそうです。
北海道では秋は気候が悪いので、小学校では5月下旬から6月前半までの開催が圧倒的に多いようです。
運動会の開催時期が春と秋に分かれている理由の背景には、修学旅行や遠足などの行事が他校と重ならないようにしているという理由もあげられます。
今回は、1歳児からでも保育中に簡単にできる『運動会体操』を紹介します♪
1歳児クラスの成長発達の特徴
秋の運動会の時、3月の早生まれのお子さんは1歳5ヶ月、4月生まれのお子さんは2歳4ヶ月頃。
一人歩きではなくハイハイする子どももいれば、走り回ろうとする子どももいます。個々の成長発達の差が大きく表れる年齢です。
動きも活発になってくるので、保育者の真似をして動いたり、リズムに合わせて体を揺らしたり、いろいろな姿がでてきます。
日常保育、準備体操、生活発表会でも使える遊び歌
♪にゃーんこ体操 にゃーんこ体操のリズムが覚えやすい『にゃんこ体操』の歌を紹介します♪
歌詞やリズムが繰り返しになっているので、耳に残るフレーズがたくさんあります。
今回の『にゃんこ体操』の特徴
①歌詞が『次の動作』を導くように作りました。
そのため、歌詞を覚えていなくても、はじめてCDを聞いても『次の動作』が分かりやすく、動きやすくしています。
②1歳から遊べるように
- ・手を顔の前で上下に動かす
・上下に伸びたり縮んだりする
・まわる
・ジャンプをする
・音楽にのって軽く屈伸をする
という、シンプルな動きを取り入れました。
③物心がつく前の1歳。男の子も、女の子も、保育者や保護者も、可愛くネコになりきりましょう。
最後は可愛くポーズをとります!
にゃんこ体操の運動会衣装案
①ネコミミを画用紙・カチューシャで作成する
②しっぽを布などで作成する
③鼻とヒゲをつける
※衣装を自分たちで作り、個性あふれるネコにしても可愛いと思います♪
ぜひ、運動会の種目や、全園児によるウォーミングアップ(準備体操)、生活発表会やお遊戯会、日常保育で体を動かしたいときなど、遊んでみてはいかがでしょうか?
この遊びの教材がほしい♪
※『0.1.2歳 あそびと環境(2015年7月号)』
学研に『遊び方、楽譜、振付、CD』が掲載されています。
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