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日本折紙協会の講師に聞く、折り紙の魅力と保育園での折り紙アイデア

保育園で必ずと言っていいほど使われる折り紙。折り紙は年齢に合わせていろいろな作品を選ぶことができ、紙1枚で楽しみながらものづくりを学ぶことができます。

今回、幼児から高齢者まで折り紙の指導を行い、雑誌にも折図を掲載している日本折紙協会理事の藤本祐子先生に、折り紙の魅力と保育園での指導のポイントを教えていただきました。

折り紙の魅力と効果


「何かをつくる」といったことが減っている今の社会で、折り紙は紙1枚でものづくりの基本を学ぶことができます。

折り紙は色も多く金額も安く手頃で手に入り、また今の折り紙は質もよくなっています。大人だけでなく、折り方を知っている子どもが知らない子どもに教えることもできます。折り紙は成長に応じた作品を選ぶことで、幅広い年齢で楽しむことが出来ます。

また教育の面でも、折り紙で空間図形認識能力を身につけることができます。平面のものを折りたたむと形が変わって立体になるなど、形の変化も楽しめます。折り紙には幾何学的な面があり、四角を半分に折ると三角になるということは、勉強では理解がなかなか理解が難しいですが、折り紙だと自然に理解できるようになります。面積が半分になるということも、折り紙だと遊びの中で算数や数学を学ぶことが出来ます。

年齢別での折り紙の折り方

保育園での現場で活用できる、発達に応じた折り紙の折り方のアドバイスを伺いました。

2歳児向け折り紙

2歳くらいだと、折り紙をくしゃくしゃにすることから始めます。折り紙には「見立て」というものがあり、きっちり折らずとも「見立て」から「山」や「ちょうちょ」に見えます。ただの紙でも見ようによって形に見ることができます。子どもの自由な発想で学びを深めていきましょう。きれいに重ねて折りなさい、でなく、楽しく折ることが大切です。


緑の折り紙をまるめて細く巻いて、中心をくしゃくしゃに折ると、「きゅうり」に見えます。


折り紙を2つに折ると、「山」に見えます。


さらに2つに折ると今度は「ちょうちょ」に見えます。

3歳児向けの折り紙

3歳からちょっとした形を作れるようになります。三角、四角と形を折ることができます。それなんだろう?何に見える?と紙に興味を持たせることで、折ることで形が変わっていく面白さを楽しむことができます。

【チューリップ】

三角の紙を2度折ります。
少しずれてもチューリップに見えます。

さらにこのチューリップの上を折ると、犬や猫になります。

4-5歳向けの折り紙

自分で折ったもので遊べる折り紙も作れるようになります。飛んだり、転がったり、変化したり。折り紙を折って楽しみ、遊んで楽しむといったことができるようになります。

【ほかけ舟】

アイスクリームの形を折ります。

尖ったかどのところを半分に折ります。

ひっくり返して両方のふち中心の線に合わせます。

真ん中部分をしっかり折り、立てて舟が完成です!

作った舟は平らなとこで息を吹きかけると進みます。

【ぼうし・お財布】

折り紙に半分に折り、中心の線をつけて、片側を開きます。

反対側も開きます。(おうちの完成)

下の部分を上に折ります。(お店の完成)

お店にして折った部分を戻し、両面とも両側を中心に合わせて折ります。

下の部分を1/3ずつ、3回上に折ります。

反対側も3回上に折り、お財布になります。

中を開くとぼうしの完成です!!

【ピアノ】

おうちの形から派生してピアノにすることもできます。

折り紙の学び方

保育士が折り紙を学ぶ際に参考になるものとして、日本折紙協会が発行している100の作品が掲載された折り紙のテキストがあります。

初めからどんな作品でも簡単に折れるわけではありません。雑誌やおりがみセットの裏に載っているものには折り方が難しいところもあります。折り紙は誰でもできると思われがちですが、楽器を弾くのと一緒で段階を踏まないと急にはできません。

はじめは簡単な折り紙を折れるようになること、折図の見方が分かるようになることが大事です。はじめに難しいものを教えると、できなくて折り紙を嫌いになることも多いです。図は平面で描かれていて、それを立体にすることでつまづいてしまいます、折り紙はひとつつまづくと次に進めません。折り紙の経験を積むために、折り紙の先生などに直接習うこともおすすめです。折り紙協会に指導を依頼することも可能です。

折紙講師の資格

折り紙を学んでいくと、折紙講師という資格の取得も可能になります。折紙講師は、一般社団法人日本折紙協会が認定する民間資格で、折紙協会の専門のテキストに掲載してある100の作品を折れるようになると資格を取得することができます。

資格を取得しなくても、基本の折り方や折図を勉強したいという方におすすめです。現場で子どもに教える機会は保育士にもあると思うので、折り紙の技法を知っていることは日々の保育に活用できます。今後資格を取ったり折り紙に興味をもつ保育士が増えてくれるといいですね。折り紙がどんどん広まり、子供に折り紙文化を受け継いで欲しいと思います。

折紙講師について、ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」で行っている折り紙講師養成講座の資料を無料で請求できます。保育現場でぜひ活用してみてください!

→折紙講師養成講座はこちら

↑藤本先生の作品

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