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保育の情報共有で課題解決を実践!保育と未来をよくする会が目指す子どもの明るい未来

子どもの未来を担うというやりがいと大きな責任を担う保育士。
その保育現場では給与・人間関係・業務などたくさんの課題があげられています。
今回、これらの保育の課題を解決し、保育をもっと楽しいものにしようと都内を中心に活動している「保育と未来をよくする会」の上田さんと草間さんに取り組みについてお話を伺いました。

保育と未来をよくする会とは

——— 団体設立の経緯や活動内容を教えてください。

上田「立ち上げの経緯として、以前保育関係者で集まり保育について話し合っていたときに、話の内容が自然と保育の苦労話や悩み相談のようなテーマになることが多くなっていました。このままではよくない、この話し合いもやり方を変えれば保育がもっとよくなるはずと思い、きちんと団体として活動し周りの力も借りて課題を解決していこうということから活動を始めました。保育に限らず日本の未来をよくするためには子どもの未来をよくする必要があると思っています。そのため保育士だけでなく、行政や企業・学校と手を取り合いよくしていきたいです。具体的な活動としては、保育現場で活用できる業務改善キットの作成や保育について語りあう対話会や研修会などのイベントを実施しています。」

——— メンバーはどんな方がいらっしゃるんですか?

草間「現在のメンバーは保育士、幼稚園教諭、保育園経営者、介護職員、市役所職員、民間企業など多種に渡る人が所属し、保育内外の視点から課題を見つけ解決していこうと取り組んでいます。いろんなメンバーがおりバランス良く構成されています。」

保育の課題を見える化

——— みなさんが考える保育の課題とはどういったものなのでしょうか。

上田「これまで保育現場の課題はなかなか見える化されておらず、現場での課題があった場合の対応策がなかなか明文化されていませんでした。そこで会のメンバーで集まり保育現場の課題をブレストで洗い出し、それを種別ごとに分類し因果関係で結ぶことで、課題が体系的にわかるようになりました。」

保育の課題

保育を取り巻く課題

上田「出た意見をまとめていくと、保育現場の課題の上流にあるのは、情報共有の不足でした。また、この情報共有の不足が解決出来れば、保育に留まらず世の中の少子化問題もを解決出来るということも分かりました。そのため、良い保育に繋がった成功事例を皆で学び合うツールとして、トライアルセットという情報共有キットができました。」

トライアルセットで課題解決のきっかけに

——— 課題解決のために作成されたトライアルセットとはどういうものでしょうか。」

上田「トライアルセットは現場での成功事例を集めた情報共有キットで、保育現場の業務改善サポートのアイテムです。職員編・作業編・休暇編の3つに分けており、それぞれ現場で出た課題に対するアクションプランを掲載しています。もちろん掲載された内容が必ずしも正解というわけではなく、大規模保育園や小規模保育園などそれぞれの園にあった取り組みをするためのヒントとして使って欲しいと思っています。」

草間「保育園は孤立化していることが多く、トライアルセットなどでヨコのつながりを作ることで意外と簡単に解決出来るものがあるんじゃないかなと、思いました。またトライアルセットだけでは不十分なこともあるので、イベント形式でわくわく対話会や研修会というものを実施し、『課題ってこういうことなんだよね、保育ってもっと楽しいことだよね』ということを再認識してもらいっています。」

保育のトライアルセット
トライアルセットの業務編(一部)

上田「また保育園のICT支援として、大手IT企業や行政とも連携してアプリ博覧会というものを実施し、保育士を対象としたIT研修会を実施しました。まだまだ保育士さんのITへのハードルも高く、ITは便利だということを広げていくことも課題です。」

保育士が参加しやすい状況をつくることでワクワクを生む

——— わくわく対話会や研修会では何をやっているのでしょうか?

草間「まず現場の保育士さんは勉強会や研修会という名前だと抵抗があり、なかなか会に参加してくれないです。現場で疲れているので休日は休みたいという人も多いので、もっと現場の人に寄り添える、一緒に考えていけるような会にしたいと思い『わくわく対話会』という名前にして参加しやすい、対話で保育をよくしたいと思えるような会にしています。対話会は月に一、二度開催していまして、以前はテーマを決めて話をしていましたが、最近は参加者が困っていることをふせんでブレストしてシェアしみんなで解決方法考えたり、楽しいエピソードを共有したりしています。」

上田「対話会では現場のリアルな声を聞くことができ、また異業種の方の参加もあるため『この課題は保育現場以外のとこで解決しよう』といった声もでます。そこで出た意見をさらに深めるために研修会を実施し、そこで課題に対してアクションを考えています。まだすべてがうまくいっているわけでなく、地道に活動を広げています。」

草間「対話会は誰にでもできると思っていまして、人と人が集まればそこで話が生まれる、これなら私たちにでもできるというきっかけづくりをしたいです。みんなでつくる会ですので自主的に進め、温かみもあり満足感があります。ここで保育園や学校とは違うコミュニティができ、楽しく話を進められるものも魅力だと思います。通常の研修だと、課題があり原因はこうで、解決方法を考えようという固い研修だと保育士さんも入りにくいです。対話会では楽しいことやイラストを描いたり、こどものかわいいつぶやきなど楽しいことを共有する会にしようとしてます。議員さんが参加した時も、『クレヨン使うなんて何十年ぶりだろう!』と笑いがおきてみんなフラットな関係で楽しく話すことができました。みんな同じ立場で話すことができ、いろいろな視点から考えが出てきます。」

対話会

——— 保育士だけでなく企業や行政も参加されているのですね。また違った意見が出そうです。最後に今後の展望についてお聞かせください。

上田「今の取り組みが広げていきたいと思っていて、トライアルセットを園で毎月持ち寄り改善する場をつくり、もっとこうしたほうがよくなる、というような会をまずは都内で開催したいです。園ごとで色んな保育の形があると思うので、これからもっと内容を充実させていき、どんな園でも役立つようなものにしていきたいです。」

草間「やはり保育現場の人は興味をもってくれても、経営層が旧態依然のやり方で新しいものを取り入れないことも多いです。トライアルセットは自分の園を否定するものでなく、より柔軟に対応することでよい園を作っていくものですので協力してもらえる園を広げたいです。保育は未来をよくする、平和をつくれるものだと思っていますので、保育現場だけでなく社会と行政なども関わってみんなで手をとりあってできることを進めていきたいです。」

 
トライアルセットをモニターで使用したい!という園はこちらにご連絡ください。
たくさんの園で活用していただきたいと思います。
hoiku.mirai@gmail.com

保育と未来をよくする会のHPはこちら
保育と未来をよくする会
 

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