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子どもたちと信頼関係を築く第一歩

子どもとの信頼関係

こんにちは、クーミンこと眞田 久美(さなだ くみ)です。
認可保育園にて保育士を経て、民間企業に転職。カナダ留学や日本語学校にて幼児・小学生科で日本語を教える。帰国後は、保育サービス企業でフランチャイズの英語プリスクールのスーパーバイザーを担うなか、認証保育園の立上げに参加。同認証保育園の園長を経験。後年は、民間学童保育施設の施設長を経て、教務関連業務、社内研修などを担当。現在は、フリーランスで保育士向けの企業研修や個人企画のセミナーなどを行っています。

3月。卒園式、卒業式のシーズンですが、新年度もすぐに始まります!
そこで、新年度に向けて、保育園や幼稚園、学校、塾などで新たに先生になられる方へ、子どもたちとの信頼関係を築く、ちょっとしたコツをお教えします。もちろん、ご家庭でも使えるコツですので、パパ・ママも参考にしてみてくださいね。

名前を言うことは、信頼への第一歩

名前を言う・・・これは誰かを呼ぶ時に「○○(さん、くん)、・・・」と名前をつけて呼ぶことだけではなく、相手から呼ばれた時、例えば、子どもから「先生!」、「ママ!」などと呼ばれた時に「なあに、○○(ちゃん、くん)」と名前をつけて返事をするということです。

特に教育の現場では複数の子どもたちを相手にします。
担任の先生にとっては私のクラスですが、子ども一人一人にとっては、○○先生は、一人なのです。したがって、先生であるあなたが、「なあに、○○(ちゃん、くん)」と応えることで、子どもは「自分を見てくれている、自分に応えてくれている」という気持ちになります。

※話は少し逸れますが、保育園や幼稚園、小学校で園外・校外で名札をつけなくなりましたよね。その理由は、個人情報の漏洩防止だけでなく、誘拐防止にもつながります。なぜならば、子どもは名前で呼ばれると「知っている人」だと思ってついていってしまう可能性が高いためです。

信頼感は安心感

信頼関係を作っていくには、まず一人一人と、このような小さな信頼感を作っていくことが大切です。子どもたち個々の名前をつけた日々の言葉がけを通して、「この人(先生)は、安心できる存在である」と子どもが認識し、毎日積み重なっていくことで信頼感が強くなっていくのです。
集団をまとめようとして、一度に全員の気持ちを引き付けようとパニックになる先生がいますが、一度でなくてよいのです。
子どもたちが教室(保育園、幼稚園、学校だけでなく、習い事でも良いでしょう)に入ってきた時に、「おはよう/こんにちは、○○(ちゃん、くん)」と声をかける。

「先生!」と呼ばれたら、「なあに、○○(ちゃん、くん)」と応える。
子どもたちが教室を出る時に「気をつけて帰ってね、○○(ちゃん、くん)」
このような小さな言葉がけがあなたと子どもの信頼感を積み上げていくのです。

私が名前をつけて応えるようになった理由

このように、“名前をつけて応える”ことを自分でもやっていこうと思ったことにはわけがあります。
実は、この返事の仕方は、英語圏の方たちと過ごしていて心地よさを感じたことが始まりです。
私の場合、英語圏というと主に北米(カナダ・アメリカ)になってしまいますが、よく、ホストファミリーや学校の先生に”Good morning !” と挨拶をすると“Good morning, Kumi”と必ず、名前をつけて返してくれました。

挨拶だけでなく、何かを尋ねたい時に”Excuse me, …” と声をかけても、“Yes, Kumi”などと、名前をつけて応えてくれていました。

名前を言われると少し照れくさいかもしれませんが、私に応えてくれている感・・・がしませんか?
また、英語には名前の代わりに”darling” “sweetie” “dear” “there(複数人に対して)” など、日本人には、ちょっと言うのが恥ずかしい呼びかけもありますが、自分に応えてくれているという気持ちは嬉しいと思うのです。
英語圏のようにする必要はないと思いますが、複数の子どもを相手にしている方は、ぜひ、名前をつけて呼びかける、応えることをしてみてください!
そして、この名前をつけての呼びかけや応えることは、大人にも十分使えます。

ママに対しても個の尊重を込めて応える

私は、生徒の保護者にも同じように呼びかけ、応対に名前をつけていました。
それは、「○○ちゃんのママ」ではなく、「こんにちは!/お帰りなさい!/いってらっしゃい! ○○さん」、ママに呼ばれたら「はい、○○さん」などと、苗字で呼んでいました。

それは、たくさんいる保護者の一人ではなく、一保護者として、見ていますという証しとして、また、○○ちゃんのママというだけではなく、○○さんという一個人として人と人との信頼関係を作るために、あえて、そうしていました。
特に、私は保育・教育現場での経験が長く、女性(ママ)の社会進出とともに、職場での女性の立場が、どんどん重責あるポジションを任されるようになっていることを目の当たりにしてきました。だからこそ、私も同じ社会人として、ママたちを一社会人として対応することで、そのママ自身の頑張りを応援しています!という気持ちで、そう呼ばせていただいていました。

この“名前をつけて応える”ことは、新年度が一番、効果があります。新たにスタートするクラスの子どもたちとの信頼関係を築いていく第一歩であると同時に早く子どもの名前を覚えるにも、もってこいなのです(笑)
4月、先生になられる方は、ぜひ試してみてください!

クーミンは保育者向けのセミナーやカウンセリングなども行っています。
4~6月は、新学期の知っておきたいシリーズとして、新任の保育士や幼稚園教諭だけでなく、ベビーシッターや学童保育指導員、もちろん2年目、3年目の先生でも役立つ情報を少人数セミナーで行っていきます。

詳細は、下記、ホームページをご参照ください。
≫『K.Sティーチャーズマインドサポート』

クーミンのブログはこちら
≫『言葉が心を育てる…保育・教育ティーチャーサポーターの思う”こころ育て”』

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この記事を書いた人

クーミン
K.Sティーチャーズマインドサポートを主宰。元保育士、認証保育園園長としての経験を活かし、保育サービス企業や派遣会社の保育士研修、保育士個人向けのカウンセリングなどを行っています。保育士の皆さんが自分の保育観を持てるように、そしてコミュニケーション力アップにもフォーカスした保育のヒントをご紹介させていただきます。→ウェブサイトはこちら
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