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0歳児の発達段階・オススメの遊び・言葉がけのポイント

こんにちは、クーミンこと眞田 久美(さなだ くみ)です。

認可保育園にて保育士を経て、民間企業に転職。カナダ留学を経て、カナダの日本語学校にて幼児・小学生科で日本語を教える。帰国後は、保育サービス企業でフランチャイズの英語プリスクールのスーパーバイザーを担うなか、認証保育園の立上げに参加。同認証保育園の園長を経験。後年は、民間学童保育施設の施設長を経て、教務関連業務、社内研修などを担当。現在は、フリーランスで保育士向けの企業研修や個人企画のセミナーなどを行う。

私は研修やセミナー後、アンケートをお書きいただいています。その際に「取り上げてほしいテーマ」を尋ねると、多くの参加者から「子どもとのかかわり方」とのご希望をいただきます。その割合は、延べ人数の4割以上を占めるのです。

「子どもとのかかわり方」という非常に漠然とした疑問も、各年齢の発達をふまえると保育の観点がみえてくるものです。そこで今回は、「各年齢における発達やかかわり方、言葉がけのポイント」と称して、0歳児から5歳児までの生活においてのかかわり方や言葉がけを考えてみましょう。

0歳児の発達と保育観点~機能別~

0歳児発達 保育観点

0歳児の発達を一言で表現すると、人間の成長において、身体的に一番大きな成長が見られる時期といえます。

機能別に大まかな発達ポイントを書き出してみました。

運動機能 腹ばい、寝返り、支え座り、這い這い、四つ這い、つかまり立ち、伝い歩き
感覚機能 聞く、見る(追視する)、触る(感触を楽しむ)、なめる(確認する)
認知機能 身近な人・物・場所を認識する、触って知ろうとする、目に入った物を掴もうとする、真似をする
感情表現 見えるものの変化に反応する、認識と違うことに反応する、思うように身近な人に近づけないことで不安になり泣く
あそび 見て動きや音を楽しむ、感触を楽しむ、動かして追視を楽しむ、目と手の協応をさせる玩具を楽しむ

※左から順に発達する状態を記しています

月例別!0歳児の発達目安とかかわり方のポイント

0歳児発達目安 かかわり方ポイント

0歳児は、月齢ごとの発達が大きいのでざっくりと月齢を分けてみましょう!

0~3か月

発達の目安 ・光に反応し、音や声の方に顔を向ける
・首がすわり始める、不快感で泣くことがある
かかわり方のポイント ・室内はやさしい採光を心がけ、大きな音で不安感を募らせないようにする
・目覚めたときは名前を呼んで抱き上げ、目を見て優しく語りかける
・だっこは、体を水平にして首と頭を支えてあげる

4~6か月

発達の目安 ・寝返りが始まる
・目と手の協応が始まる
・玩具を握ぎる
・180度の可逆追視ができる
かかわり方のポイント ・身近な人がわかり始めるので、あやしたり、優しく歌いかけたりして楽しい気持ちを多く持たせる
・音のする玩具を使うときは、一方の向きだけにならないよう左右交互に追視させたり、音を聞かせたりする

7~9か月

発達の目安 ・這い這いが始まる
・椅子坐位ができる
・離乳食の開始
・人見知り、後追いが始まる
かかわり方のポイント ・低い位置に遊具を配置して自分で取りにいきたいという気持ちをもたせる
・食事や排せつ(おむつ交換時)など遊びの場にならないよう、また機会的にならないよう言葉がけをする
・不必要な人の出入りを避け、安心して過ごせる環境を整える
・人見知りはネガティブに捉えず、安心できる言葉がけをする

10~12か月

発達の目安 ・つかまり立ちから伝い歩きをする
・ほしい物を指さし示す
・大人の真似をする
かかわり方のポイント ・自分でやりたがることが多くなる。何でも禁止にせず、安全を確保し見守る姿勢を大切にする
・子どもの手差し、指差しによる要求に保育士が言葉で意味づけする
・物を介して人間関係を結び始めるので、手渡す時に「どうぞ」「ありがとう」などの言葉を添える

0歳児の発達を促す活動と遊び

0歳児発達オススメ遊び

身体的機能が著しく発達する年齢だからこそ、各機能に働きかけることがより発達を促すことにつながります。ここでは発達と遊びについて機能別に具体例をお伝えします。

運動機能
首がすわったら四肢が伸ばせる場所(床にマット等を敷く)に寝かせ、仰向けにしたり、腹ばいにしたりするなどの運動をさせます。

手足をバタバタさせたり、手で足を掴んだりさせてみることで屈伸運動だけでなく、視界に入った遊具などを追視し、手を伸ばして取ろうとする気持ちを高めることが遊びへのかかわりにつながります。
感覚機能
保育士が歌をうたいながら手や足、お腹などを触ることで聴力と感触の発達を同時に促します。(脳へ信号を送る運動)

遊び以外の時間では、たとえば子どもに触れるとき(着替え、おむつ替え、授乳)には、常に目を見て話しかけましょう。そうすることで音を声として認識し、ぼやけていた視力が徐々に明確になっていくので、人が発する音を声として認識し出します。
認知機能
這い這いができるようになると、目で見えたものに手を伸ばすだけでなく、取りに行って、手と口で触れたり、噛んだり、なめたりなどの探索する活動がみられるようになります。

遊具などは、安全で清潔なものを用意し、できるだけ好奇心を満たせるようにすることで、子どもが自発的に遊ぶ援助になります。
あそび
ベッドのそばやベッドから降ろして仰向けで遊ぶときに、タオルなどでできた柔らかくて握れるおもちゃを見せたり(追視させる)、触らせたり(感触を試させる)、音を鳴らしたり(音のする方向をキャッチさせる)して遊ばせます。

見えるもの、聞こえるものに反応したり、手を伸ばし触れたりすることで、脳機能も刺激され好奇心へとつながります。

0歳児の発達を促す遊具の例

【遊具】
音を楽しむ、感触を楽しむ、動かして追視を楽しむ、目と手の協応をさせるなど遊具で五感を刺激し、脳を活性化させる遊具を選びましょう。

【絵本】
乳児期は、明度の高い黄色やパステルカラー、赤をはじめ青・緑などの、はっきりとした原色が見えやすく色の認識をしやすくなります。また音を言葉として認識する練習として、短い言葉が繰り返されるような内容の絵本がよいでしょう。 私のオススメの絵本をご紹介します。

  




自由遊びや活動の時間に童謡やわらべうたを取り入れよう!

0歳児発達言葉がけ

わらべうたは、 シンプルなメロディーとリズムで構成されており、その音階は人が話すような音階でつくられたものが多く、子ども(とくに乳児)にはとてもなじみやすいものです。

またそのリズムは、心臓の鼓動にあったリズムといわれています。0~2歳児のスキンシップが大事な時期に、子どもに触れながらわらべうたを歌うことで子どもは安心感を持つことができます。

0歳児にオススメのわらべうた
・くまさんくまさん
・あしあしあひる(歩き始め)
・にぎりぱっちり
・だるまさん(ひざに座らせて)
・うまはとしとし(ひざに座らせて)

やさしい声と言葉でたくさん言葉がけをしよう!

0歳児発達段階わらべ歌

0歳児は、大人に守られて発達する年齢です。しかしただされるがままなわけではありません。自ら保育士や保護者など身近な大人の表情を目で追い、音(声)を聞き、四肢を動かしながら、心身ともに発達していく重要な過程を歩んでいるのです。

0歳児にかかわる保育士や保護者の方は、おむつ替え、授乳、寝かせるときなど、黙って世話をするのではなく、いちいち話しかけながら行いましょう!そしてその声は、やはりやさしいトーンと言葉であってほしいと思います。なぜなら0歳児の子どもたちは、身近な大人の声と言葉で成長するのです。

クーミンは保育者向けのセミナーやカウンセリングなども行っています。
7~9月は、保育士だけでなく英語プリスクールの先生になりたい方、栄養士や調理師、園長になった方など保育にかかわる様々な先生方に役立つ情報を少人数セミナーで行う予定です。

詳細は、下記ホームページをご参照ください。
≫『K.Sティーチャーズマインドサポート』

クーミンのブログはこちら
≫『言葉が心を育てる…保育・教育ティーチャーサポーターの思う”こころ育て”』

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この記事を書いた人

クーミン
K.Sティーチャーズマインドサポートを主宰。元保育士、認証保育園園長としての経験を活かし、保育サービス企業や派遣会社の保育士研修、保育士個人向けのカウンセリングなどを行っています。保育士の皆さんが自分の保育観を持てるように、そしてコミュニケーション力アップにもフォーカスした保育のヒントをご紹介させていただきます。→ウェブサイトはこちら
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