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「保育のために心身ともに健康でいること」ママランナーがすすめる運動のポイント

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保育士の河西ケイトさんが保育業界の課題に対し保育業界以外の人との対談を通して保育業界の課題解決のヒントを集め、また保育の現状を広く伝えるための連載企画です。
今回はママランナーでインスタグラマーの長谷川さんに、運動と家庭や保育、自身の健康との関わりについて話を伺いました。

長谷川 雪江(はせがわ ゆきえ)
3児の母。20代の頃にアイドルとして活動。2016年に産後ダイエットを機にランニングと出合い、育児の合間の隙間時間に走っている。初フルマラソンではサブ4(3時間台でゴールする)を達成!100kmのウルトラマラソン挑戦や、ランニング以外のキックボクシング、筋トレなども楽しむアクティブママランナーとしてインスタグラムで日々発信中!『カラダを動かすこと=ポジティブ脳を作る』を広めるために、ランニングアドバイザー資格を取得。今後はキッズ向けのかけっこ教室や、女性向けのビギナーランニングクリニックなどを開催予定。
instagramはこちら

走ることで子どもから応援されるように

河西 本日はよろしくお願いします。私、長谷川さんは今流行のインスタグラマーだと思っていました。でも活動メインはママさんランナーとして活躍されているんですね。長谷川さんは20代の頃は、歌手をなさっていて、ご結婚、引退されて、お子さん3人も恵まれて今に至るわけですが、ランナーとして活躍する背景には何かご自分の中で、変化があったのでしょうか?

長谷川 走ることを始めたきっかけはそうですね、仕事を辞めて子育てに専念していたときなんですけど、「子育て」だけに専念してしまうと、自分を発散できる場所がなくて、ふさぎ込んでいた時期があったんです。でも、このままじゃいけないと思って、「何かを始めなきゃ!!」って思った時に、出会ったのが「走る」ということだったんです。ただ、始めはそんなに走り込むことはできなかったので、無理をせず走ることを心がけるようにしました。それがきっかけですね。

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河西 そうだったんですね。確かに、趣味に専念する時間って大切ですよね。子育てはあくまでも、仕事であって「趣味」ではない。主婦(夫)の方々って、1日中仕事をしているわけじゃないですか?1日が24時間と考えてそれを1ヶ月としたら、24時間×30日=720時間も働き続けているわけですよ。保育士も子どもを育てるのが仕事ですが、流石にそこまで長い間一緒ではないですからね…。しかも、乳児期は常に一緒にいるから、なかなか自分の時間が取れなくて、ストレスが発散できない!なんて声もよく聞きます。走ることをはじめたことで、お子さんたちの変化はありました?

長谷川 時間に換算するととんでもない時間ですよね。でも、子育てって形として評価されにくいし、周りの方にもわかってもらえる人がいないから、数字であらわすって新しいですね。子どもたちの変化…何だろう。そう、今日もなんですが早起きをして子どもたちと体操してきました。基本的に私も含め早起き家族なんですが、朝早く起きることで日々の生活の中に「余裕」がでてくる気がします。よくママたちの中の口癖「早くしなさい!」が我が家では無いに等しいかも。それと、たまに早朝に子どもと一緒に走ることもありますよ。子ども自身も、走ることでリフレッシュしているのかな?なんて感じる時もあります。私が大会に出る時も、子どもたちから「ママ!がんばって!!諦めないで!!」なんて応援されることもあって、子どもたちにも支持されています(笑)

河西 おお!!お子さんから憧れの的なんですね。それは、とてもいい関係が築けていると思います。昔は、「父のように・母のようになりたい」という子どもって多くいましたが、今は両親ともに育児や仕事で疲弊していて、憧れというよりか、子どもが両親の心配をしている、そんな姿をよく見かけます。でも大人が頑張っている姿を見せることって、幼少期の体験としてはとても大切なことなんですよね。だって、いちばん身近にいる大人は、両親なわけなのですから。長谷川さんが頑張れる努力の裏には、ご主人の支えも大きくあるのでしょうね。

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長谷川 ありがとうございます。今はインスタグラムを利用して、走ることの楽しさをより多くの人に伝えているんですが、最近は子育て中のお母さんからも、一緒に走りたい!!なんてメッセージをもらうんです。やはり、同性からのそういったコメントやメッセージは、私としても非常に励みになるんですよね。

河西 同性の方からも支持。確かに、長谷川さんのSNSは、見ていて『がんばろう!!』っていう、プラスのオーラが出ていますよね。インスタグラムを利用して、こうしたプラスの発信をしていくことが、人を魅了するのでしょうね。私も、長谷川さんのコメント欄をたまに見ていますが、書き込む人たちの支持が凄いですもん。私は、自分のプロデュースが下手なので、読んでいて本当に 参考になります。

長谷川 確かに、落ち込むこともあります。毎日ハッピーではないですから。でも、マイナスを見せるのは親しい仲間や家族だけでいいと思うんです。発信する側としては、こうした面でも気をつけるようにしています。

河西 それよくわかります。私も保育士時代に同じようなことを考えていました。仕事に「私事」を持ち込んでしまい、感情だけで動く人がいて、それは違うんじゃないか?と多々感じていました。保育士は、子どもの前に立つ仕事。子どもの前に立つということは、子どもに気を使わせてはならないのです。子どもが、保育士の顔色を伺っているのであれば、保育士は失格といっても良いのではないでしょうか?私たちは「プロ」。現場に入って、身支度を整えたら、その前にいくら「嬉しいこと・悲しいこと」があろうが、気持ちを切り替えなくてはならない。と常日頃考えていました。

あらためて感じる、心身ともに健康でいることの大切さ

長谷川 保育士さんも、処遇の面や環境の面で、色々と考え悩みながら働いている人が多いのでしょうね。

河西 気持ちが不安定な人は、多いと思います。ストレスの発散の仕方がわからない。そんな人も多いのは確かです。今回、長谷川さんのお話を伺っていて、「走ること」が良いリフレッシュ方法になるのではないか?なんて勝手に思ってしまいました。保育士も、こうした目標を持つ方が近くにいるだけで、考え方や生き方も変わってくると思うんですよね。

長谷川 1日10分でも良いので、何も考えないでひたすら走る。これを目標にするだけでも違ってきます。身体が疲労で動けなくても、それは脳の疲労であって身体の疲労ではない。支度して、走ってみると「やっぱり走ってよかった」って思えますから。走った後は、ご飯も美味しく食べられますしね。

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河西 本当にそうです。実は、私自信も数年前に一時、精神的に疲弊していた時期がありまして。それまでの生活スタイルがガラッと変化したんですね。夜中まで起きていたし、ストレスで食事もジャンクなものばかりでした。身体はいつの間にか、20キロ近く増えて、身体が重いからか、とにかく動くのが面倒。大好きだった自炊も辞め、今まで欠かしたことのない掃除も、ほとんどしない…本当にただ寝て、起きての生活を繰り返していました。ある日、実家に久しぶりに帰った時に、母から「鏡を見なさい」って言われて、鏡を見た時に、驚愕したんです。髪はパサパサ、顔色は悪い、体型はだらしが無く…これは、誰?子どもの前で輝いていたいと思っていた、自分とは程遠くなってしまった。このままで良いのか?と。そこからは、とにかく自分を取り戻さなきゃ!と思って、食事に、運動に…と頑張って、体重を落として今があるのですが、当時はとにかく食べることだけがストレスのはけ口になっていました。でも、それでは駄目なんですよね。食べたら、食べた分だけ身体を動かす。実際に、ジムで走ると心地よく疲れて、ぐっすり眠りにつけるし、翌日の目覚めも良いんですよね。健康管理は、自己でしか管理できないと改めて感じました。では、最後に長谷川さんから、保育士さんやお母さんに伝えたいことがありましたら、お願いします。

長谷川 そんな事が…。でもそこで気づけて良かったですよね。確かに、食べて発散は身体に負担をかけてしまうかもしれません。食べたら食べた分とは言いませんが、多少なりとも身体を動かすことは意識したほうが良いかもしれません。それこそ、時間を決めて走るのは、無理なく進めるのにも良いことだと思います。走る時間も、仕事から帰宅して、ご飯の支度して、走って、食べて、片付けて…だと、身体だけでなく、脳も疲労してしまうから。朝走ってみるとか時間を上手く使うのもいいと思います。保育士さんもお母さんも、「子どもと共に過ごす時間」が、普通の人よりも長いですよね。ということは、子どもに対して、何かを「与える」影響も大きいと思います。その、私達が「心身共に」健康でないと、子どもも健康に育っていかない気がします。とにかく、10分でも20分でも良い。積み重ねることがとても大切。その積み重ねが心身ともに健康にも繋がるし、ハッピーオーラにも繋がると思います。「私と走ってみたい!」そんな考えの保育士さんがいましたら、是非、インスタグラムにアクションください。走りながら、悩みの相談をしてもいいですし、楽しく走ってリフレッシュしましょう!!!今日は、ありがとうございました。

河西 長谷川さん今日は、お忙しい中本当にありがとうございました。長谷川さんのようにキラキラと輝ける人がたくさん増えるようになるといいですね。そして、必ず一緒にイベントしましょう!!!もっともっと、走ることの大切さや良さを広げましょう!!貴重なお話を本当にありがとうございました。

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