失敗しないランドセルの選び方~2016年度の人気傾向

もうすぐお盆の時期ですね。
最近はこの時期から、小学校に向けた準備を始める方が増えてきているようです。
特にランドセルは、帰省した際などにおじいちゃん、おばあちゃんからのプレゼントとして購入してもらう方も多いのではないでしょうか?
最近のランドセルは、デザイン・機能も多種多様でオリジナルで作れるものもあり、悩んでしまいますよね。6年間使うランドセル、後悔せず長く使い続けられるものを選びたいですね。
園でもランドセルの話題が多くなることと思います。ときには、保護者の方から相談を受けることもあるでしょう。そのようなときに、ちょっとしたアドバイスとして答えられたら、会話も広がりコミュニケーションがとれますね。
今回はランドセルの選び方や、最新のデザインを紹介します♪
ランドセル選びのポイント
大きさ、素材、デザイン…いざ購入するとなると考えなくてはいけないことが多くありますね。
それぞれの購入時のポイントをお伝えします。
背負いやすさ・軽さ(体感)
ランドセル自体の重さは、素材が違っても教科書1冊分ほどしかかわらないのだとか。
数値だけで考えるのは危険です。
体感重量に影響を与えるは「肩ベルトの形状」と「背中クッション」です。この2つが体にフィットしていると、数値的に重いランドセルでも軽く感じらるので、実際に背負ってみるといいと思います。
収納力(大きさ・使いやすさ)
最近は、教科書のサイズと厚みが増しているので、A4ファイルが入る設計が主流になってきています。学校によっては、お道具箱をランドセルに入れて持ち帰ることもあるそうです。
A4サイズよりも少し大きいものを選ぶと、使いやすいですね。
耐久性
ランドセルの修理依頼は、肩ベルトの金具の破損が多いようです。比較的樹脂金具より金属製の金具の方が丈夫とされていますが使い方によって破損してしまうようです。長く使用するので、下記の保障をチェックしましょう。
- ✔保障年数と保障条件を確認しよう
✔代替品はあるのか確認しよう
デザイン・色
1年生と6年生では、好みは大きく違ってくるものです。お子さまが通う小学校では、高学年になってもランドセルを使っているか確認しましょう。
その上で色やデザインを考え、高学年でも飽きないランドセル選びをするといいですね。子どもがずっと先のことまで考えるのは難しいと思いますので、いろいろ話しながら決めるのがオススメです。
主に4種類あるランドセルの素材
素材名 | 原料 | 重さ | 耐久 | 価格 | 相場 |
---|---|---|---|---|---|
クラリーノ | ナイロン/ポリウレタン/ポリエステル | 1.0kg前後 | 水・汚れに強い/引き裂きに弱い/高温多湿に弱い | 2~5万 | 安く軽い/カラーが豊富 |
牛革 | 牛 | 1.2kg前後 | 引き裂きに強い/傷に弱い | 4~8万 | 丈夫で風合いがある/昔から使われている素材 |
コードバン | 馬のお尻 | 1.2kg前後 | 牛革の3~4倍の耐久性/水・汚れに強い/傷に強い | 7~10万 | 美しい光沢/革製品の最高級素材 |
ヌメ革 | 牛の原皮をタンニンでなめした革 | 1.2kg前後 | 水や傷には弱い | 8~10万 | 革独自の味わいがでる |
確認したいランドセルの安全性
小学生になったら、集団登校/下校もありますが、子どもたちのみでの通学が主の所も多いかと思います。親御さんにとっては、安全性が気になるところ。ランドセルにも、通学時の安全を考えた性能があります。
反射板(リフレクター)
暗い道でも、車のライトなどを反射して光り、暗い道でも子どもの存在を知らせてくれます。
テープや鋲(びょう)として、ランドセル本体についているものや、シール、キーホルダータイプもあります。
Dカン
防犯ブザーを取り付ける金具です。
いざというときに使いやすい、肩の部分についてあることが多いです。
ランドセル購入に向けた最終チェック
お気に入りのランドセルが見つかるよう、簡単にできるチェック表です。
-
□ 体にフィットするか
□ A4の大きさが入るか
□ 耐久性はあるか
□ 保証はしっかりしているか
□ 色、デザインは飽きないか
□ 価格はどうか
□ 安全性は大丈夫か
子どもの性格からランドセルを選ぼう
- ●性格が活発
□ 丈夫かどうか
□ ランドセルに全て収納できるか
- ●飽きっぽい
□ デザインは奇抜すぎないか
- ●金属アレルギー
□ 肌に触れる部分に金属はないか
□ 金属の代わりにチタンを使っている
- ●左利き
□ Dカン(防犯ブザーをつける金具)は、左にあるか
ランドセルの正しい背負い方
ベルトと肩が隙間なく接することで、食い込みや肩ズレを防ぎます。ランドセルがしっかりと垂直になっていると肩への重さが分散されます。
横と後ろからチェックしてあげましょう。
2016年度の人気ランドセル
さまざまな種類がある中で、今年はコンビカラーが人気だそうです。コンビカラーとは、本体とへりの部分(ランドセルのふち)、本体と背あてというように、それぞれカラーを合わせて表現するデザインのことです。
【女の子に人気のカラー】
近年は、ピンク系よりも、パステルやアクア、キャメルが人気のようです。
【男の子に人気のカラー】
男の子は、女の子より控えめな印象で、細かい部分の色合いにこだわることが多いようです。
色は、蛍光、グリーン、メタリックなどもあるようです。
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私が子どもだった時代は、黒や赤が主流で、ピンクのランドセルを使っている子はクラスの人気者でした。現在は、色やデザイン、性能をさまざまです。
種類が多すぎて迷う方や、子どもとの意見の違いで決められない方も多いことでしょう。
6年間使う高価な買い物ですので、どこを大切にするか考え、子どもの意見も尊重して、購入したいですね。ピッタリのランドセルが見つかりますように★
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