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てぃ先生講演「未来の保育士さんのために今できること」

保育士を対象とした就職・転職フェアにて、人気男性保育士のてぃ先生のよる講演が行われました。
働く保育園の選び方、今後の保育業界、未来のために今やっておくべきことについてお話していだきました。

自分の目で園を見ることが大切


 
僕自身も転職(転園)を経験していて、転職する時は、3・4園を同時に受けました。この業界ってまず履歴書を用意し、1つの園の採用試験を受けますよね。一般企業では多くの企業を受け、内定が出たところから自分にあった企業を選びます。保育士は1つの園を受けて合格したらそこに行くのが決まっているような空気があって、求人誌や求人票でしか園を選べなかった。

社会人になって、今の時代だと、インターネットでも求人を探すことができますよね。今だと保育園が保育士をほしい!という時代で、本当は保育士側が園を選べる状態にあります。保護者も保育園に入れてくれて、子どもを見てもらいありがとうございますという時代。
保育士が優位に就職活動をできるのも今の状況だからこそ。なので、ここの園はオープニングできれいだからいい、給料が高いからいいでなく、しっかり保育の中身を見て選んでほしいと思います。

働く園を決めるまでに事前に見学をしないという人もいると聞きますが、園を決める前に一度見学に行ってほしい。僕は転職活動の際、実際に自分の目で見て、働く園を決めました。園長先生はよかったけど、他の先生の雰囲気が悪い、ということもあった。ここは自分に合うな、というくらい強気で、自分に自信をもって園を見つけてほしい。

保育士が選ばれる時代になる前に

今は保育園側が保護者の方々を選んでいるような時代だけど、少子化が進み、いずれ必要な保育園の数も減ってくる。そうすると今度は逆に保育士が選ばれる時代が近づいてくる。そして保育園も保護者から選ばれるようになる。その時に生き残れる保育園を探す、そしてそこに入れる保育士になるために、自分のスキル向上やキャリアを見つけておかないと、自分が入りたくても入れない場合も出てくる。

今、自分が働いている保育園の子どもで将来保育園の先生になりたいっていう子がいたら、今の保育士の環境いいよ、保育士っていいよ、待ってるね!って自信もって言えますか?誰でも心の中ではまずいなと思っている。その子どもが将来保育士になったときに、先生に勧められて保育士になってよかったと思える環境に僕はしたい。

現年長さんの子どもは、あと15年後に保育士になっている可能性がある。その時に保育士の地位向上ができているかは僕ら次第でもあると思います。保育士一人ひとりが専門性を深め、保護者や近所のお兄さんお姉さんではできないような、プロの技術や知識を活かした仕事を積み重ねていくと、「遊んでるだけでしょ」という間違った世間の認識を払拭できる。そうすれば、保育士の立場は自然と向上し、給料も上がっているのではないかと思っています。

待遇を改善してほしい、環境を変えてほしいと思うけど、そのためにはまず自分たちが一つ一つの仕事を丁寧にしていくことが、とにかく大事だなと思います。せっかく保育士という道を選んだので、ぜひその道で頑張って欲しい。

自分自身のキャリアを大切に

保育士の離職理由として、給料などの待遇、人間関係、職場環境があります。給料や待遇は自分でもどうしようもない部分はあるけど、人間関係や職場環境は自分たちの努力次第で変えられる部分があると思う。

例えば、休憩一つとっても、うちの園も以前は1分も取れなかった。お昼すら食べれなかったけど、職員の努力で変わったんです。休憩に対するお互いの変な気の遣いあいをやめて、積極的に隙間を見つけて、職員間で協力すれば、少ないかもしれないけど取れる部分は必ずある。うちは今ではしっかり取れるようになりました。頑張れば環境は変わります。

人間関係についても、それが原因で保育そのものを辞めてしまうのはもったいない。そこよりももっと良い園なんて探せばいくらでもあるわけですから。もちろん自分にも非がある場合は、それを認めて改善しなければどこへ行っても変わりませんが、明らかに経営者や周りの職員に原因が見られるなら、さっさと次を見た方が良い。それに関連する話で、この業界は年度途中で辞めることが悪とされていますよね。何が何でも年度末までは続けろって。もちろん子どもや保護者に申し訳ないという気持ちを持つのは大事だけど、自分のことも大事でしょう?毎日毎日、人間関係について「嫌だな」「辞めたい」と思いながら働くくらいなら、年度途中だって辞める権利はあるわけですから、もっと自分に合いそうなところを探してみるのも手かと。暗い表情、沈んだ気持ちで接する方がよっぽど子どもや保護者に申し訳ないのではないかなと、僕は思います。

本当に子どもに教えなくてはならないこと

教育や保育も時代に合わせたものにしないといけない時代になっています。時代が進んで技術が発達し、子どもにスマホを使わせることもある。それを子どもにタブレットをやらせるな、ケータイは禁止、youtubeも禁止と頭ごなしに否定するのは良くない。今後を生きる子どもには当たり前に必要なスキルであったりする。PCもそう、ワード・エクセルが使えないと就職できない時代だってすでに来ている。子どもたちが困るということを理解しないといけないんです。自分たちの価値観を押し付けるのはよくない。じゃあ何をしなくてはならないのか。それは、ものの正しい使い方を教えること。決めつけでなく、駄目ならどうして駄目なのか、どう使えばいいのか教えることなんです。

保育感や教育観は人それぞれだけで、どれが正しいというわけでなく、それぞれの考えが違うということを理解し、そういう考えがあると思うことで自分の引き出しも広がるし、人間関係もよくなる。また、自分のやり方が駄目なときも、別の先生がやっていたやり方がはまる場合もある。固執するのではなく、受け入れた上で判断、吸収していく。固執してしまうと、新しい園で働いた時も人間関係などでつまづいてしまうこともある。柔軟な心をもって仕事をしていくといいんじゃないかなと思う。
 
▶てぃ先生のオフィシャルブログはこちら
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