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保育士(3年目)が初めて午睡センサーを使ってみた!~「CCS SENSOR」体験記~

CCSSENSORと保育士と子どものアイキャッチ

保育園での午睡チェック。クラスの何十人もの子どもを見て回り、体勢までチェック記録を正確に手書きして……と大変なことも多いですよね。
一方で「最新の午睡センサーも気になるけど、機械音痴だからな」と思っている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、株式会社social solutionsが販売する午睡センサー「CCS SENSOR」について、導入から使い方などを担当者にレクチャーしていただきました。
social solutionsは株式会社global bridge HOLDINGSの子会社で、「CCS SENSOR」には直営の保育園・保育士さんからのリアルな声が反映されているそうなのでその使いやすさには期待です!

(※記事内の人物・風景の画像はイメージです)

午睡センサーとは? 保育士とのダブルチェックでお昼寝をより安全に

CCSセンサーを付けた赤ちゃんの風景
午睡センサー(午睡システム)とは、マットタイプとクリップタイプがあり、園児のお昼寝の様子(身体の向きなど)を自動記録し、うつぶせ寝の状態をいち早く検知して、端末からお知らせするものです。
保育中の事故を防止するために、午睡に特化した体動センサー(午睡システム)などを対象とした補助金を出している自治体もあります。

午睡センサー開発の背景

午睡センサー(午睡システム)が誕生した背景には「乳幼児突然死症候群(SIDS)」が挙げられます。
保育中の事故の多くは睡眠中に起こっています。
厚生労働省は乳幼児突然死症候群の予防は確立していないという中で、以下の3つのポイントを守ることが、SIDSの発症率が低くなるというデータがあると説明しています。

①1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
②できるだけ母乳で育てましょう
③たばこをやめましょう

引用:厚生労働省乳幼児突然死症候群(SIDS)について

3つの中で保育施設が行える対策は①のうつぶせ寝を防ぎ、園児をなるべくあおむけに寝かせることです。

多くの保育園では交代で休憩を取りながら、保育士一人は必ず園児をそばで見守らなくてはなりませんよね。

0歳児であれば5分に1度、1歳児であれば10分に1度、午睡チェック表に身体の向きを記録しつつ、呼吸確認が必要になります。
1人で複数の園児を見守らなければならない保育士の精神的負担の軽減を実現するためにこの午睡センサー(午睡システム)が誕生しました。

特徴・類似ツールとの違い

午睡センサーは今や様々な種類がありますが、今回お試しする「CCS SENSOR」にはどのような特徴があるでしょう?

●保育や介護業界のICTシステム支援を強みとするsocial solutionsが販売
●親会社の株式会社global bridge HOLDINGSは50施設以上の保育園を運営
●その直営園にて徹底した試験導入、保育士の意見を元に何度も改良を重ねて開発
●PCまたはiPadなどの端末1台で50 人以上の園児の睡眠状態を監視
●業界で唯一、皮膚温度の変化を自動記録し※、園児の睡眠データを分析
●保育業務支援システムとの連動で、多岐にわたる保育士の業務を一元管理
●東京大学発のテクノロジーカンパニー株式会社Xenoma(ゼノマ)と協力開発し、精度の高い技術を搭載
(※social solutions調べ)

実際に試験導入した際、機械に苦手意識のあった年配の保育士さんもいたそうですが、オムツに付けるだけで使えるので、1日ですぐ使えるようになったそうですよ。
泣いている子をあやしにいかなければならなくなった時などの書き漏れがなくなってホッとされていたそうです。

「CCS SENSOR」初期登録までやってみた

導入するにあたって一番心配されることは、「現場の保育士が簡単に使うことができるかどうか」ではないでしょうか。
「設定が難しくて使うことができなければ意味がない!」ということで、早速、申し込みから導入まで挑戦してみました。

使用開始までは3ステップ。

STEP1:申込書を記入し提出
STEP2:届いたCCS SENSORに園児情報を登録
STEP3: Wi-Fiルーターと中間サーバーの設置、保護者への説明

またどの段階でも分からないことがあればsocial solutions の担当者にすぐに聞くことができます。ここまではおよそ1週間でした。
「いきなり申し込むのはちょっと不安……」という方には台数限定でCCS SENSORの貸出も受け付けているとのことでした。

※設置日の調整を行う必要があるため1週間~1ヶ月かかる可能性があります。

まずは人形を使ってお試し――自動で記録が楽に!

CCSSENSORの本体
実際に園児に使用する前に人形で試してみました。
CCS SENSORにはクリップがついていて、オムツに簡単に止められます。端末で入眠/起床をタッチします。
今回は、人形にCCS SENSORをつけて寝かせてみました。実際は午睡中の園児のおむつにつけます。
CCSSENSORの画面 赤ちゃん個人の状態がイラストで表示される
CCS SENSOR使用中に画面を見ると、午睡中の園児の表示が寝ている顔に変わりました。イラストなのでわかりやすいです。

保育士さんがパソコン1台でクラスの子ども達の午睡チェックをしている様子
寝ている向きは、午睡チェック表に自動転記されます。

午睡チェック表の書き漏れがあり最後に一気に記入していたり、うつぶせのまま寝かせている現場を目撃して改善をするよう指導したこともあったので、自動で転記されることは管理をする側にとっても安心です。

うつぶせになったら? 画面と音で保育室の外でも確認できる

クラス全員の赤ちゃんが一覧になった画面表示

クリックすると画像が拡大します

画面キャプチャの表示は園児の状態によって、①起きている絵 ②寝ている絵 ③左向きの絵 ④右向きの絵 ⑤泣いている絵の5パターンがあります。
うつぶせ寝になると画面は⑤の赤い色になり、アラート音と共に警告します。

園でもセンサーが下になるよう、うつぶせ寝にしてみました。
5秒~10秒経つとパソコンの画面が⑤の泣いている顔に代わり点滅します。同時にアラート音も鳴り、すぐに気づくことができました。
うつぶせ寝から戻したことも記録として残すことができます。

各クラス単位での表示や管理はもちろん、職員室や離れた本部からでも、使用している全クラス(全園児)の表示も出来るので、管理が行き届くようになります。

チェック表はプリント 清書の手間が省けた!

印刷された午睡チェック表の例

クリックすると画像が拡大します

最後に、午睡チェック表をプリントアウトしてみました。
出力された書類は、園児の名前と職員の名前が表示され、5分毎の寝姿勢の向きも細かく記録されています。
これまで手書きの午睡チェック表を清書すると1日に10分程度かかっていたので、その手間が0分になると思うとかなりの時間短縮に感じます。

料金体系

CCSSENSOR料金表

クリックすると画像が拡大します

初めての午睡センサーの感想

午睡の時間に心にゆとりがもてた保育士さんの様子
今回は画面と音で異常を知らせるCCS SENSORを使用しましたが、申し込みから登録まで意外とスムーズに準備ができました!

最初は「登録などに手間がかかるのでは?」と懸念していましたが、サポートも充実していた為パソコンが苦手な職員でも簡単にできます

午睡チェック表を自動で作成し、Excelで出力できて提出できるのは保育士の事務仕事の軽減にもつながりますし、何より乳児の安全がとても考えられたセンサーだと感じました。
保育園を運営している会社だから成せる、園児や保護者、職員に寄り添ったシステムですね。

CCS SENSORがあることで「しっかりと園児の安全対策に取り組んでくれている」と保護者に感じていただけるようになったのも良かったなと思います。

参考文献・協力

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