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研修レポート『ホイクホンシツ会議vol3』に参加してきました。

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『ホイクホンシツ会議とは?』

オトナだって学びの途中。

“当たり前”と思って目を向けてこなかった事にこそ、
保育の本質があるのではないだろうか。

「そもそも、これってどうなんだろう?」に
目を向け、考えながら学びの場を作っていく。
保育者、そして子どもと関わる全ての大人に
新しい気付きと視点を。
それが“ホイクホンシツ会議”です。
【引用元:Facebook】

『ホイクホンシツ会議』潜入までのお話し・・・

おにぎり
私が『ホイクホンシツ会議』を知ったのは上司からの紹介でした。
調べてもFacebookページ以上の情報をつかむことはできず、不安と期待を胸に当日を迎えました。

Facebookでの会議の説明には「空腹を満たせるようにおにぎりなどの軽食を用意しています。」と書いてありました。
仕事終わりに参加する方が多いということで、きめ細やかな配慮がされていることが嬉しいなと感じました。

そして当日、JR山手線「大塚駅」から徒歩3分という会場へ。
駅からの道のりはわかりやすく、キレイなビルの中にあるシェアオフィスが会場でした。

子どもを連れてきて仕事が出来る空間として、昼間は利用されているそうです。

会議の内容

『ホイクホンシツ会議』では毎回テーマを決めてインプットとグループワークを行っているのだそうです。

Vol.3内容:
今回は【保育者のホンシツ】についてです。

今まで、Vol.0での皆さんとの意見出し、Vol.1運動会のホンシツ、Vol.2集団と個のホンシツ、とおこなってきて毎回気がつくことがあります。
それは、グループで話し合っていれば必ず、「保育者の役割」という話になることです。

「保育者がどのように子どもと関わるか、又それはどのような意図を持ってのことなのか、それは何のためなのか。」ということをオープンにして対話をしていくことで見えてくる、保育者像というものがあるのではないかと考えました。

会の進め方と内容についてはただ今、鋭意検討中ですが今回もアウトプットが多めの会になることと思います。

☆保育者の役割を皆で出し合って、本当にそうなのか?を検証する会になるか?

☆自分がどうなりたいかということではなくて「こんな同僚がいいな」「こんな同僚とチームになりたい!」というような空想同僚像を作ってそれを深めていくようなやり方で保育者像を探っていくような形になるか?はたまた、

☆自己を深く省みて、内省に基づく理想像を探るのか?

徐々に内容を詳らかにしていきたいと思っていますので乞うご期待!

参加人数:最大25人まで(子ども教育環境に興味ある方)
【引用元:ホイクホンシツ会議vol3】

日々の保育を行っている現場では見えてこなかった価値観を、ここに集まる人たちから吸収し考えるきっかけをつくる。
そんな場所だったように感じました。

グループワーク詳細

    会議の中では2つのグループワークを行いました。

  • 1つ目は保育者の役割を考えること
  • 2つ目はケース検討でした。

1つ目の保育者の役割を考えるとは・・・

日々保育をしているなかでも自分の役割や信念をもって保育をしている人が多いのではないでしょうか。

関わる相手をどうしたいのか、そのためにどんな存在でいるべきなのかをまずは個人で考え、その後4~6人のグループでディスカッションしていきます。

最後にグループを一つの保育園と考え、園全体の方針を決めていくというのが主な流れでした。

お題

  • 保育者はこどもにとって〇〇だ
  • 保育者はチームメイトにとって〇〇だ
  • 保育者は保護者にとって〇〇だ
  • この三つを各自考えてまとめていく作業を15分弱で行っていました。
    グループでの話し合いのなかでも様々な言葉が飛び交い理由づけもそれぞれが『なるほど』と思えたり『それはいいね』という言葉をかけながら進んでいきました。

    誰かの意見だけを押し通すのではなく『みんなが納得できる・しっくりくる言葉を探そう』というルールをグループの中で決めて話し合うことで良いところも足りない所も補っていくような言葉を探すことに注力した時間でした。

    班で意見がまとまったところで各グループの発表がありました。
    4グループ4通りの回答が書かれています。

    グループワーク1

    2つ目ケース検討とは・・・

    子どもと関わる日々の保育の中で、こんなときどうすればいいの?こういう場面あるある!というような事例を4つグループで検討して発表しました。

    ケース1

    クラスメイトを叩いてしまうことが続いた子どもと教室の隅で長時間話している
    チーム保育者のA。子どもは話をあまり聞いていない様子。
    子ども 「もうAの話なんてきかない!いやだ!きらい!わぁあん(泣)」
    A 「・・・・(わたしもこまっちゃう!)」
    そこであなたは?(Aとあなたの関係はうまくいってます)

    ケース2

    自分中心じゃないと楽しく遊べない3歳Bさん。他の子達の作っている既存のグループに入って遊ぶと、いつも遊びが崩壊してグループも解散してしまう。
    気が付くと、Bさん以外の人は又集まって遊んでいる。
    Bさんもグループでは遊びたい気持ちがある。
    暇そうに歩きまわるBさん。そこで、あなたは?

    ケース3

    寒い冬の日、帰り支度をしている親子。
    親 「外が寒いから上着を着なさい。」
    子 「寒くないから着ないよ!」
    親 「風邪ひくから着て!!着ないと帰らないよ!!」
    子 「着ないでかえるっ!!!!!!!」
    そこであなたは?

    ケース4

    砂場で山を作ってトンネルを掘りたいCさん。
    山は作れるが、トンネルを掘るといつも山が崩れてしまう。そこであなたは?

    ケース検討

    という4つのケースをそれぞれのグループで話し合い考えることをしました。

    話し合いの中で大切だなと感じたのは『ひとりひとりの保育観は一致していない』ということや、『見守りという言葉もその範囲は人によって違う』ということを知っておくことでした。

    ケース検討の中で特に面白いなと思ったのは、ケース1のそれぞれの関わり方です。

    もし私だったらどうするだろうと考えた時、この問題は『子どもとチームの保育者Aの問題』だなという印象がありました。

    全く知らない人が間に入り解決しようとすることは保育者Aのプライドを傷つけてしまうことになるのではないかという思いから、もし私だったらこの場合は二人のことが目に入る位置にいて観察はするけど手を出したり口を出したりはしないだろうなと思っていました。

    話し合いを進めていくとグループの中でも同じように見守るという意見が圧倒的でした。

    しかし、別の意見では『もともとは子どもとその子どもの友達の問題で解決しようと保育者Aが間に入ったらいつの間にか子どもと保育者Aの問題にすり替わってしまっただけなのではないか?』という意見がありました。

    それなら子どもに伝えたいことを伝えるのは保育者Aでなくてもいいのではないかという意見を聞き『保育者Aのプライドを傷つけるのではなく、役割を交代するため』の仲裁の仕方があることに気がつきました。

    もしこの考え方を知らない時に自分が保育者Aの立場だったら・・・と考えると「私って頼りなかったかな?保育間違っていたかな?」と思っていただろうと思います。

    『ホイクホンシツ会議』参加しての感想・・・

    集合写真
    今回の「ホイクを考える会」で感じたことは、いろんな背景を持った保育者・子どもに関わる様々な職業の人が真剣に保育や教育ってどうしたらよくなるだろうと考えを共有する場は多くはないのではないかということでした。

    保育園で一人担任の場合は、去年の自分や去年の担任の先生という1:1の保育観のすり合わせが主になりマンネリ化してしまうことが多いことから新しい意見を取り入れる環境が足りてないのではないかということです。

    また複数担任であっても『この先生とはやりにくい。』と思ってしまうことで発見するきっかけから遠くなってしまうこともあるのかもしれません。

    どんな人もそれぞれの正義を胸に生きています。

    悪くなろうとして悪いことをしている人ってそんなにたくさんはいないはずと私は考えています。

    どんな意見や行動にも何か理由があるのではないでしょうか。

    いろんな人の背景に気づくきっかけとしてもこのような「ホイクを考える会」はとても役に立つなと思いました。

    次回の開催は5月28日なのだそう。
    Facebookからぜひ参加してみてくださいね。

    ホイクホンシツ会議

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