ほいくらいふ >  多田製本取材レポート★子どもと一緒に絵本工場見学のすすめ

多田製本取材レポート★子どもと一緒に絵本工場見学のすすめ

研修・実習

ほいくらいふ運営部ほいくらいふ運営部

2,321

絵本をもっと大切にしたくなる、多田製本さまへ見学に行ってきました

よこ
「今日はなんの絵本を読もうかな?」
…!
「ねーママ。今日もこれ読んで♪」
「またおんなじの?!ニコッ」

小さい頃、何度も繰り返し読んだお気に入りの絵本。今でも残っていますか?

「大切な絵本を、ずーーーっと持っていられる」
「自分の子どもたちにも受け継がれる」

今回は、そんな絵本を製本している工場「多田製本さま」に行ってきました!!

絵本の製本工程が見学できます

さあ!みんなで製本見学に出発進行!

なんと!
1度に10人まで、見学ができます。

幼稚園や保育園で大人数で見学したい場合も、10人ごとに分かれての参加ならば大丈夫だそうです♪

そして気になるアクセスも良好!
東京都板橋区にあり、JR埼京線の浮間舟渡駅から徒歩5分なので行きやすくおすすめです。
子どもたちの足でも、幼児さんなら10分ほどで到着できるような距離にあります。

トコトコ歩いていくと、「多田製本さま」に到着!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

到着すると、社長の善朗さまと専務の善文さま、また工場の方々が、温かく出迎えてくれました。

中へ進むと、フワッと絵本の香りに包まれます。

進んでいくと…
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ドーーーーーン!と絵本の山!
こんなにたくさんの絵本が製本されているのですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
たくさんの機械が動いているので、子どもたちも興味津々になるのでは?

いよいよ製本スタート

ドキドキ、ワクワク♪
色々な機械の音がします。

表紙ってペラペラだったの?!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
表紙って、初めから固くないんですね!
ペラペラの表紙に驚きました。

絵本って1枚に繋がってたの?!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
中身が繋がっていたなんて!
始めから1枚ずつになっているかと思いました。

別々だった表紙と中身があっという間にくっついた!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
この後手作業で、微妙なズレを調整します。

丈夫になるように、ちょっとひと手間

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
⑦は「いちょう工程」と言います。
なぜ、いちょう?

昔手作業で使っていた道具の形が「いちょう」に似ていることから、呼ばれるようになったそうです。
覚えておくと子どもたちにも伝えられ楽しくなりますね。

他にも、もっと沢山の工程があります。
足を運んでみると、様々な発見ができるはず!

温かい人が作るから、本も温かくなる

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
多田製本さまの社長さま、専務さま
多田善郎[ただ ぜんろう]さま(左)、多田善文[ただ ぜんぶん]さま(右)、

実は、お二人は双子のご兄弟でいらっしゃいます。
「ろうちゃん、ぶんちゃん」と呼ばれているようです。とても気さくな方で、話をさせていただき心が温まりました♪ぐりとぐらのエプロンを着けていて、とてもお似合いです♪実在版ぐりとぐらのようでした。
本

多田製本さまでは、「てぶくろ」「きんぎょがにげた」「ぐりとぐら」な…
みなさまご存じの絵本がたくさん製本されています。

これからも子どもたちに夢のある絵本をお届けするため、一つひとつ、丁寧な仕事を心掛けてまいります。
引用元:多田製本さまHP

その言葉通り、一つひとつ工程がとても丁寧で、
本が長く読まれるよう工夫がされていました。

温かい絵本ができるまで

大
引用元:多田製本さまHP

創業時から、絵本を製本していたのではなく、小辞書の製本から始まりました。その後、元々作りたかった絵本へと、移行したそうです。

当初から、福音館書店さまと共に、より長く読まれる本を…と研究され、現在に繋がっています。

日本人は研究熱心

DSC_0188
「絵本は見えないところに時間とお金をかける」
そう何度も語る多田さま…

ただ作る…

そうではなく、本を手に取っていただいた方へ愛情をもってもらい、長く読んでいただくために丈夫に作る。その為に絵本に対する細かい配慮がされていました。

現在、「絵本業界もコストカットで安く」と考えられることが多くなり、時間がかかる工程を少なくしているところもあるそう…

一見、丈夫でキレイな絵本も…実は壊れやすいこともあるようです。

新品の絵本を開けた時にする音「ベリビリ」…いかにも新品!なイメージがあったのですが
実は、その音はのりが剥がれてしまっているのだとか。

私自身も知りませんでした。
驚きの連続です!!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
そんな中、一つひとつの工程を丁寧に作っている、多田製本さまの絵本を手に取ると

とても手に馴染み、落ち着き、安心できました。

そこにいたるまでには、日々の研究や努力の積み重ねがあったのだそう。

海外の絵本を分解して、絵本の仕組みを知り改善点を考えていったそうです。

本の特徴や紙の性質を考え、子どもと接するかのような丁寧な扱いをされていました。

まるで自分の子どものように…
愛情をもって作られた絵本。
自分の大好きな絵本。

大切に長く読み継いでいきたいと思いました。

親から子へ
代々受け継がれる絵本。
そんな絵本になったら素敵ですね。

読めば読むほど、思い出が増え、自分だけの絵本になると私は思います。
ぞう
見学をしているうちに、今まで以上に絵本に愛情が湧き、大切にしようと思いました。
子どもたちも見学することにより、大切さが伝わり、片付けや扱い方が丁寧になると思います。
ぜひ見学に行ってみてはいかがでしょうか?
絵本だけでなく、物への考え方が変わります!

→多田製本さんHP、行き方はこちら

ろうちゃん・ぶんちゃんの~絵本豆知識~

絵本って不思議がいっぱい!
知っていたら子どもにも自慢できちゃいます♪

表紙を開いたらある、まっさらな紙

白
表紙を開くとすぐ絵本の内容ではなく、まっさらな紙が入っていますね。

何のためにあるんだろう?
と考えたことありませんか?

私はずっと疑問に思っていました。
なんと、ちゃんと大事な役割があったのです。

「遊び見返し」と言うそうです。
なぜ入っているのかは、見学に行って聞いてみて下さい♪

製本前の絵本は、湿気に弱かった?!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
絵本は紙なので、時期により作ることが大変な時期があるよう…

梅雨や冬は、湿気を含み紙が波を打ってしまうので、作ることが難しいようです。
波が打たないように、サランラップでくるまれています。

多田製本さまで作られている絵本たち



スポンサーリンク

関連する記事


新着一覧

関連するキーワード

コメント

コメントは停止中です。

この記事を書いた人

ほいくらいふ運営部
明日の保育がもっと楽しくなるサイト「ほいくらいふ」です。 日々の保育に役立つような制作アイディアや保育の豆知識を公開中です。 保育に関わる人全てに保育がより楽しくなってもらえるよう様々な取り組みをしていきたいと思っています。 Facebook,twitterもやっていますのでそちらもよろしくお願いします!
あそび 行事・催し物 コミュニケーション 学びとキャリア その他
/
/