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保育実習は辛い?!自身の体験から語る【ぽっくる先生のコラム】

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はじめまして!幼稚園・保育園での勤務を経験し、現在は保育経験を活かしながら仕事をしているぽっくる先生です♪これからほいくらいふにてコラムの連載をスタートします♪

保育実習や研修で辛い経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?私自身もさまざまな体験をしました。自身の経験を活かし教育実習や就職活動についてお伝えいたします。

大学卒業後は保育士になったの?!ぽっくる先生の経歴

保育実習辛い 教育・施設実習

都内の大学に通い、幼稚園教諭と小学校教諭の免許を取得しました。卒業後は幼稚園教諭としてお仕事スタート!憧れの仕事でしたが自分の未熟さと、園の方針があっていなかったことから、常にストレスを抱え生活していました…。

結婚を機に3年勤めた幼稚園を退職し保育園へ転職。働きながら独学で保育士資格を取得。保育園では環境に恵まれて、とても楽しく働くことができました!

しかしこの先ずっと保育園で働き続けることと、なかなか経験が評価されない保育士という仕事に疑問を感じ始めました。

これからの自分のライフスタイルを考え、また「子育て世帯のニーズは保育園以外の場所にあるのでは?」ということに気づき、約4年勤めた保育園を退職し、フリーランスの保育士として新しい働き方はできないか模索し続けていました。

1年間さまざまな仕事に取組み、現在はベビーシッターや家庭教師、Webサイトの運営、音楽教室で幼児リトミックにかかわらせていただくなど、保育経験を生かしながら自分の好きなことを仕事につなげられています!

辛かった教育実習…

幼稚園教諭を目指していた学生時代、何よりも辛かったのは教育実習でした。一般的な学校より実習期間も長く、なんと4週間!実習生としての動きや子どもとのかかわり方もわからず、困惑する毎日でした…。

教育実習で実際にあった体験談~こんなことが辛かった~

何をすればよいのかわからなかった
私が初めての実習で困惑したことは、「実習中、何をすればよいのかわからなかったこと」です。先生が保育をしている中、自分はどこまで活動に入ったらよいのか、子どもと話しているだけでよいのか、先生の手伝いをした方がよいのか…実習生としての振る舞いがわからずに困ったものです。

メモをとっていたら「見学実習じゃないんだから、書いてばかりいないで保育に入って!」と言われたり、子どもと話してばかりいたら「先生の動きも見て、手伝えそうなことがあったら声かけて!」と言われたりするなど、注意を受けることも多々ありました。
子どもの年齢と発達段階がわからなかった
部分実習では絵本の読み聞かせをしました。何歳くらいの年齢で、どのような絵本を読んだらよいのかが全くわからず、4歳児を相手に乳児向けの本を読んでしまったことも…。もっと子どもの発達について学んだり、教材研究をしておけばよかったなと後悔しました。
日誌が全然書き終わらない!
はじめての実習日誌は書き方のコツがつかめず、5時間近くかかっていました。なかなか1日のことが思い出せず、どの欄に何を書けばよいのかもよくわからない…。時間はかかっていたものの、内容が捉えられていなく書き直しと言われることもありました。ただでさえ実習で疲れているのに、帰ってから何時間も日誌を書き、翌朝も早起きしてお弁当をつくる…という生活が本当に辛かったです。

教育実習で実際にあった体験談~うれしいこともあった~

保育実習辛い 嬉しい経験

辛いことが多かった実習ですが、保育の楽しさを感じられることやうれしかったこともありました。

子どもっておもしろい!
実習に行くまでは小さな子とかかわる経験がほとんどなかったので、子どもと思いっきり遊ぶことで子どものおもしろさ、かわいさ、一緒に過ごすことの楽しさを感じられました。大人にはない発想で、いろいろなアイデアを出してきたり、突拍子もないことを言い出したり…毎日が新鮮で驚きの連続。子どもたちとかかわっていると自然と笑顔になれました。
保育の仕事の楽しさが感じられた
泥遊びをしたり、走ったり、歌ったり、踊ったり…大人になったら忘れてしまう楽しさを子どもたちが思い出させてくれました。保育の仕事にかかわらなかったら、裸足で外を駆け回る楽しさも植物を育てて感動する気持ちとも、程遠い生活をしていただろうなと思います。日常のあらゆる感動を子どもたちと共有できる仕事は素敵だと、改めて感じることができました。
「先生」として信頼してくれることの喜び
実習生でも、子どもたちから見たら先生です。初めて「先生!」と呼ばれたときは、憧れの職業に1歩近づけた気がして本当にうれしかったです。困ったときに頼ってくれたり、遊びに誘ってくれたり、子どもたちに信頼されている喜びを感じました。

4週間の実習最終日は、だいぶ子どもたちとも仲良くなっていたので、「先生ともっと遊びたかった!」「バイバイしたくない!」と言われたときは、うれしさとさみしさで涙が出てきました。辛かったけど本当に貴重な体験をさせてもらえた実習です。

辛いけど大切な保育・教育実習

保育実習辛い 大切

実習は大変です。行く前は「不安だな…」「行きたくないな…」と思う気持ちとてもわかります。しかし実習を乗り越えて、仕事をしている立場からすると実習は本当に大切です!

学校やテキストで学ぶことももちろん大切ですが、実際の子どもの姿、保育者の動き、園の雰囲気は実習に行かないと見ることができません。就職したらすぐに子どもたちを前にして保育をすることになります。

なかなか現場で学ぶ機会がない学生にとって、実習で見たこと・学んだことは、就職してからも役に立つ貴重な学びの機会です。現場の先生たちの声かけ、手遊び、活動のネタなどよいと思ったものは、どんどん自分のものにしレパートリーに加えておきましょう。

就職するとなかなか他の先生の保育を見る機会がなくなるので、たくさんネタを蓄えておけるチャンスです。大変だけど、乗り越えたあとは「実習してよかった!」と思える日がきっと来るはずです。

保育実習の意味や目的を知りたい方は、こちらをご覧ください↓
>「保育・教育実習の目的~有意義な経験にするために~」

現在も保育士として活躍中♪

学生のときは実習で大失敗もしましたし、就職してからも大変なことがたくさんありました。思ったように保育ができなかったり、仕事量の多さについていけなかったり…「保育の仕事なんてもう辞めたい!」と思ったことも…

それでもやっぱり保育の仕事には魅力がいっぱいあり、ずっと子どもとかかわれる仕事を続けていきたいという気持ちが強く、いつも「自分に合った保育士としての働き方」について考えていました。

保育園での集団保育も楽しかったのですが、正直なところ、心身共に一生働き続けられる仕事ではない…と感じていたことから、今はベビーシッターや幼児教室のお仕事など、少人数の子どもたちと密にかかわれる仕事に落ち着きました。

みなさんも、これから壁にぶつかることもあると思いますが、自分に合った職場や働き方があるはずです。自分の夢をあきらめず、いろいろな仕事を経験してみてくださいね。

これからのコラムの内容

保育実習辛い実習生

私自身も経験したように教育実習や就職活動、そして現場に出てからも悩みを抱えている方が本当にたくさんいます。みなさん夢や憧れをもって保育の仕事を目指していたのに、ストレスを抱えていたり、大変なことが多かったりと保育の道をあきらめてしまう方も多く見てきました。

でもそれって本当にもったいない!自分の知識を増やしたり、さまざまな価値観に触れたりすることで、もっと楽しくのびのびと働くことができると思うのです。同じ保育の仲間としてみなさんの心が軽くなり、保育の楽しさを感じてもらえるような記事をこれからたくさん書いていきます。

「保育士ぽっくる先生のブログ」では、個別に相談をお受けしたり、仕事に役立つアイデアを発信したりしていますので、ぜひブログにも遊びにきてくださいね。そしてほいくらいふでは、学生さん、保育士さん向けに、みなさんの「知りたい!」と思うことを大ボリュームでお届けします!どうぞよろしくお願いいたします。

>ブログはこちら
>ぽっくる先生の記事一覧はこちら

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